第3期カルテット時代とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > 第3期カルテット時代の意味・解説 

第3期カルテット時代

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/06 00:24 UTC 版)

矢代俊一」の記事における「第3期カルテット時代」の解説

第2期カルテット解散後、完全ではないものの、サックス演奏ができるまでには体調回復し36歳時のと湖のジャズフェスティヴァル」をきっかけとして、矢代は再びプレイヤーとしてステージに立つようになった。が、固定したメンバーによる自らのバンドを組むことはなく、その時々の流動的なメンバーによって演奏活動続けようになったまた、この頃CM関係の女性ディレクター高野ストーカー被害を受けるという事件が起こった39歳の時、その2年前主演ミュージカル音楽監督担当した縁で知り合った俳優竜崎晶紹介で、名探偵伊集院大介出会ったこの頃矢代はある脅迫事件悩まされており、その解決伊集院大介依頼したものであった。この時期脅迫事件のみならず、それに付随して起こったマネージャー北原事故や、ローディ少年殺害事件にも矢代見舞われたが、それらはすべて伊集院活躍により解決へ導かれた。また、この事件きっかけとして、矢代長きわたったワナビー」の封印を解くに到った。(『身も心も』) 40歳時に出した12目のアルバム『オリエンタル』芸術選奨受賞し続いて発表されアルバム『ワナビー・アゲイン』とそのタイトル曲ジャンル超えた大ヒットとなった。その翌年にはアルバム『火の鳥』発表チョコレートCM起用され、そのCM曲「スイート・セプテンバー」がヒット全国ツアー成功させた。その翌年金井恭平代役として行った小さなセッションで、ピアニスト森晃市ドラマー勝又英二という、まだ若い2人ミュージシャン出会った2人との激しく複雑な交流重ねるうちに、やがて矢代は、結城死によって自らの音楽から失われいたものを、勝又ドラム中に見出した同時に中にも未熟ながらも非凡な才能見出した。(『YOU DON'T KNOW WHAT LOVE IS』) 42歳の時、竜崎晶主演ミュージカル『ヴァニシング・ローズ』で音楽監督演奏担当することになった矢代は、これをきっかけとして、サックス矢代俊一ピアノ森晃市ベース小田島ヒロムドラム勝又英二というメンバー第3期矢代俊一カルテット発足させる決意をする。だが、当初から小田島力量音楽に対する姿勢違い他のメンバーが不満を感じていたことや、ミュージカル出演していた俳優早瀬充とのトラブル矢代巻き込まれ怪我負ったこともあり、大々的活動控えるかたちとなった小田島対すメンバーの不満はまもなく表面化しライブハウス「エデン」でのライブ直前勝又衝突した小田島演奏放棄するという事件が起こったやむなくベースなしでのリハーサル開始した矢代だったが、この時、密かにライブハウス訪れていたサミー井上飛び入り参加し小田島代役務めたライブ大成功終わり、これによりサミー井上カルテット復帰することになり、第3期矢代俊一カルテットサックス矢代俊一ピアノ森晃市、ベース・サミー井上ドラム勝又英二)が正式に発足した。(『朝日のように爽やかに』) 第3期カルテット極めて順調なスタートを切り、矢代初めボーカル取ったシングルLove in Coward/ロンリーピアニスト」がヒットするなど、一般ファン評論家双方から高い評価得た。だが、その一方で矢代は、早瀬充による脅迫悩まされていた。事件公にしたり、警察沙汰にすることを望まない矢代意向もあり、なかなか事件解決糸口は見いだせなかったが、最終的に埠頭舞台とした早瀬との直接対決きっかけとなり、滝川舎弟であった黒田介入もあって、事件はようやく解決見た。(『CRAZY FOR YOU』) その後も、矢代精力的な音楽活動継続されており、ジャズカバー・アルバム『ブルー・スカイズ』オリコン1位になるなど、相変わらず高い人気誇っている。

※この「第3期カルテット時代」の解説は、「矢代俊一」の解説の一部です。
「第3期カルテット時代」を含む「矢代俊一」の記事については、「矢代俊一」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「第3期カルテット時代」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「第3期カルテット時代」の関連用語

第3期カルテット時代のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



第3期カルテット時代のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの矢代俊一 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS