『オリエンタル』
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/06 00:24 UTC 版)
通算12枚目のアルバム。芸術選奨受賞作。矢代俊一がプレイヤーとしての復帰を果たした作品で、矢代による打ち込みによって制作された。全編に日本語の歌詞がつけられ、エイト・ビート中心の琵琶、琴、笛、お囃子、ガムラン、シタールなども使用した作品となっており、ジャズ色は極めて薄いものの、極めて強い浮揚感を持った作品である。代表曲は、矢代俊一のプレイヤーとしての完全復活の舞台となった「森と湖のジャズフェスティヴァル」において、金井恭平カルテット+フルーティスト矢代俊一によって演奏された表題作「オリエンタル」。ジャケットは、チャクラ紋様を浮き立たせた東洋的なイラストをバックに、アルトサックスを吹く矢代の写真。矢代自身の意向により、CDだけでなく、レコードでも同時に発売された。
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