第3期ウルトラシリーズとポピーの時代
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 09:45 UTC 版)
「ウルトラ怪獣シリーズ」の記事における「第3期ウルトラシリーズとポピーの時代」の解説
1977年からゴジラシリーズとウルトラシリーズの商品化権を獲得したポピーは、従来のミドルサイズ(旧スタンダードサイズより二回り小さいサイズ)を新たにスタンダードサイズとする見直しを敢行し、「キングザウルスシリーズ」を発売した。このときに定められた規格が2013年まで大きな変更なく引き継がれていた。価格は380円であった。このサイズ規格の見直しにより、新規金型での生産となった。 この「キングザウルスシリーズ」は、皮膚の表面をザラザラした質感にするという、それまでにない表面の処理が行われており、この処理は「キングザウルスシリーズ」のみの特徴となっている。また、足には怪獣の足形が刻印され、スタンプ遊びが出来る仕様となっている。しかし、これによって怪獣の名前やメーカー名、版権の表示が怪獣の足の裏に刻印できなくなり、それらの表示が体の背面(四つ足怪獣の場合はお腹)に刻印されているのも本シリーズの特徴であった。 発売時期は大きくわけで3期あり、1期目のみ暗い中間色が多用されたが、2期以降はマルサン以来のソフビ独特の明るいカラーリングが踏襲されている(また、怪獣名の刻印は1期は小さく細い明朝体だったが、2期以降は大きい太いゴシック体に変更される)。足型シールが同梱されており、これを20枚集めてメーカーに送付すると「ウルトラマン 怪獣大図鑑」と題されたノベルティブックがもらえるキャンペーンを長期展開しコレクション性を高めた。1980年の『ウルトラマン80』からは価格が480円に引き上げられ、足型シールは廃止された。
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