第20代総選挙
제20대 국회의원 선거
投票率
58.03%( 3.79%)
第1党
第2党
第3党
党首
金鍾仁
金武星
安哲秀 千正培
政党
共に民主党
セヌリ党
国民の党
党首就任
2016年1月27日
2014年7月14日
2016年2月2日
党首選挙区
比例代表
中区 ・影島区
蘆原区 丙光州広域市西区 乙
前回選挙
127[ 注 1]
152
新党
選挙前議席
102
146
20
獲得議席
123
122
38
議席増減
21
24
18
小選挙区 得票数 得票率 増減
8,881,369 37.00% 0.85%
9,200,690 38.33% 4.95%
3,565,451 14.85% 新
比例代表 得票数 得票率 増減
6,069,744 25.55% 10.91%
7,960,272 33.50% 9.29%
6,355,572 26.75% 新
第4党
党首
沈相奵
政党
正義党
党首就任
2015年7月18日
党首選挙区
高陽市 甲
前回選挙
新党
選挙前議席
5
獲得議席
6
議席増減
1
小選挙区 得票数 得票率 増減
395,357 1.65% 新
比例代表 得票数 得票率 増減
1,719,891 7.24% 新
第20代総選挙 地域区選挙結果
第20代総選挙 (だい20だいそうせんきょ、韓国語 : 제20대 국회의원 선거 )は、大韓民国 の立法府 である国会 を構成する議員を改選するため、2016年 4月13日 に行われた[ 注 2] 選挙で、1948年5月の初代総選挙から数えて20回目となる。大韓民国では、選挙回数について「第○回」ではなく「第○代」と数え、名称も「総選挙」(총선거)ではなく「総選」(총선)と表記するのが一般的である。
概要
国会議員の任期4年が満了したことに伴い行われた選挙である。今回の総選挙は任期3年目となる朴槿恵 大統領 の政権 運営に対する評価を示す選挙となった。そして与党 であるセヌリ党が過半数を回復できるか否か[ 注 3] 、最大野党 である「共に民主党」の前身である新政治民主連合を離党した安哲秀が結成した「国民の党」が院内交渉団体の結成に必要な20議席以上を引き続き維持[ 注 4] できるかも焦点となった。選挙の結果、「与党が大勝する」という政界やメディアの当初予想を覆し、与党・セヌリ党が過半数を大きく割り込み惨敗、共に民主党や国民の党など野党が議席の3分の2を掌握する結果となり、16年ぶりに与党が議会で少数勢力に転落する「与小野大」の状況が出現した。
前科者の候補者が過半数を超えていたことも問題になった前回の総選挙までは禁固刑 以上の重さの前科 が公開基準だったが、選挙前の2012年の公職選挙法改正で罰金 100万ウォン(約10万円)以上の罪の前科記録が公開されるようになった。[ 1] 。立候補登録期限の最終日の立候補登録した者を含まずに前科者の候補者は前回の2012年の国会議員総選挙 候補者の186人の記録を上回る253人 いた。前回当選した者のうち、国会の会期中に政治資金問題などで23人が国会議員として失職しているなど議員の道徳の欠落を問題視する声もある。2016年の候補者のうち前科4犯以上の候補は15人、前科10犯も1人。共に民主党 候補には学生運動 による前科もあったが、詐欺、公文書偽造 、賄賂 、脅迫 による前科持ちが多数いた。 「兵役義務を果たしていない者 」の割合は韓国の一般人の割合(10%)より高く、男性候補者583人に対して17%に上る102人だった[ 2] 。今回は候補者の4割が詐欺 、横領 、飲酒運転 、暴行 、窃盗 、殺人未遂など前科を持っている者がいるため、遵法精神に欠けておきながら、立候補する態度を批判が韓国世論に起きている[ 3] [ 1] 。
出典:선거일정(選挙日程) 、中央選挙管理委員会選挙統計システム、2016年5月11日閲覧.
基礎データ
大統領 : 朴槿恵
選挙事由 :任期満了
有権者 :満19歳以上の大韓民国国民
被選挙権 :満25歳以上の大韓民国国民
確定選挙人数 :42,100,398名(国外不在者を含む)
議員定数 :300議席
投票 :2票制。候補者(地域区)と政党(比例代表)へ票を投じる(記号式投票 )
投票日 : 2016年4月13日
選挙制度 :小選挙区比例代表並立制 。重複立候補 は禁止。
地域区:小選挙区 、最多得票を得た候補者が当選
比例代表 :政党に投じられた得票に比例して議席配分。阻止条項 あり(得票率3%未満もしくは地域区5議席未満の政党)。
比例代表の配分方法 :阻止条項をクリアした政党(議席割当政党)の得票を議席割当制党の合計得票で割り、算出された商の整数部分を各議席割当政党に配分。残る議席は小数点以下の商が大きい議席割当政党の順に配分[ 4] 。
候補者
253の地域区には934名が、比例代表には21政党から合わせて158人が立候補した[ 5] 。此の結果、地域区における競争率は(立候補登録を締め切った)3月25日時点で3.73倍となり、前回選挙の3.76倍を若干下回る結果となった。また政党別では、与党であるセヌリ党が248名と最多、野党は共に民主党が235名、国民の党が173名、正義党が53名、無所属は137名。各選挙区別で最も高い競争率を記録したのは10名が立候補登録したソウル市鐘路区 [ 6] 。最小はセヌリ党候補1名のみが立候補登録した慶尚南道統営・固城選挙区で小選挙区制が導入された第13代総選挙以降初めての無投票当選となった[ 7] 。女性候補者は地域区で98名、比例代表では75名が立候補した[ 8] 。
地域区立候補者数(党派別)
記号
政党名
候補者数
備考
1
セヌリ党
248
地域区選出議員5名以上、又は前回総選挙 あるいは第6回全国同時地方選挙 の政党投票で3%以上の得票を得た政党には固定した記号が与えられる。
2
共に民主党
234
3
国民の党
171
4
正義党
51
5
キリスト自由党
1
両党は国会議員が1名いるため、5番を優先して割り振られた。候補者がいない場合は変動記号となる。
民主党
8
変動 記号
コリア
1
雇用福祉年金先進化連帯
2
共和党
1
労働党
9
緑色党
5
大韓民国党
1
民衆連合党
56
福祉国家党
1
真理大韓党
2
親潘統合
1
親潘統一党
2
親潘平和統一党
1
統一韓国党
1
韓国国民党
1
ハンナラ党
4
無所属
133
選挙結果
選挙の結果、与党セヌリ党(選挙時146議席)は目標に掲げていた過半数の確保に失敗、さらに122議席に大きく議席を減らし第一党の地位も失い惨敗。共に民主党(同102議席)は地盤である全羅南道 、全羅北道 の選挙区のほとんど、光州広域市 のすべての選挙区で国民の党に奪われ3議席にとどまったが、首都圏などで勝利し議会第一党となる123議席に大きく議席を増やした。国民の党(同20議席)は目標としていた20議席を大きく上回る38議席を確保しキャスティング・ボートを握ることに成功した。正義党(同5議席)は1議席増の6議席となった。無所属は、親朴槿恵系議員と対立しセヌリ党を離党した劉承旼 など11人が当選した。選挙前に議席を有していたキリスト教自由党(1議席)と民主党(1議席)は議席を失った。なお投票率は58.0%で前回総選挙を3.7%上回った。
投票率 :58.0%(投票者数24,432,533名/選挙人数42,100,398名)
全国平均投票率58.0%を上回った地域については太字で強調した。
党派別議席数と得票
党派
地域区
比例代表
合計議席
議席増減[ 注 5]
得票数
得票率
議席
得票数
得票率
議席
共に民主党
8,881,369
37.00%
110
6,069,744
25.55%
13
123
△21
セヌリ党
9,200,690
38.33%
105
7,960,272
33.50%
17
122
▼24
国民の党
3,565,451
14.85%
25
6,355,572
26.75%
13
38
△18
正義党
395,357
1.65%
2
1,719,891
7.24%
4
6
△1
キリスト教自由党
1,376
0.01%
0
626,853
2.64%
0
0
▼1
民主党
17,034
0.07%
0
209,872
0.88%
0
0
▼1
その他の政党
257,879
1.07%
0
818,773
3.45%
0
0
±0
無所属
1,683,264
7.01%
11
-
11
▼6
合計
24,002,420
253
23,760,977
47
300
第20代総選挙 党派別議席数
■ =共に民主党/■ =セヌリ党/■ =国民の党/■ =正義党/■ =無所属
出典:선거통계 시스템(選挙統計システム) 。地域区は”제20대 국회의원선거 정당별 득표수 현황(지역구 및 비례대표선거별)第20代国会議員選挙政党別得票数現況(地域区及び比例代表選挙別)” (中央選挙管理委員会お知らせ)
出典:당선인 각종통계(当選人各種統計) 選挙統計システム
地域別得票率(比例代表)
セヌリ党
国民の党
共に民主党
正義党
合計
33.50
26.74
25.54
7.23
ソウル特別市
30.82
28.83
25.93
8.50
仁川広域市
33.42
26.87
25.43
7.49
京畿道
32.28
26.96
26.83
7.78
大田広域市
30.96
27.14
28.19
7.57
世宗特別自治市
28.63
26.58
28.47
8.85
忠清北道
38.60
21.43
27.57
5.64
忠清南道
36.92
22.51
27.05
5.60
光州広域市
2.86
53.34
28.59
7.32
全羅北道
7.55
42.79
32.26
8.14
全羅南道
5.65
47.73
30.15
5.82
釜山広域市
41.22
20.33
26.64
6.02
大邱広域市
53.06
17.42
16.30
6.07
蔚山広域市
36.69
21.07
22.76
8.72
慶尚北道
58.11
14.81
12.89
5.20
慶尚南道
44.00
17.44
24.35
6.52
江原道
43.40
19.30
23.93
5.71
済州特別自治道
34.97
22.41
29.59
7.03
出典:개표진행상황(開票進行状況) 選挙統計システム
セヌリ党、国民の党、共に民主党の広域市・道別得票率地図。色が濃いほど支持が強く、セヌリ党は慶尚道を中心とした東部、国民の党は全羅道の南西部で高い支持を得ていることを示してる。
当選議員
小選挙区
共に民主党 セヌリ党 国民の党 正義党 無所属
補欠選挙
比例区
セヌリ党
宋喜卿
李鍾明
林利子
文鎮国
崔然恵
金奎煥
申普羅
金成泰
全希卿
金種奭
金承禧
庾敏鳳
尹鍾畢
曺薫鉉
金順礼
姜孝祥
金炫我
国民の党
申容賢
呉世正
朴珠賢
李相敦
朴仙淑
蔡利培
金秀玟
李泰珪
金三和
金中魯
張貞淑
李銅燮
崔道子
共に民主党
朴炅美
金鍾仁
宋玉珠
崔運烈
李在汀
金玄権
文美玉
李哲熙
諸閏景
金聖洙
権美赫
李龍得
鄭春淑
正義党
李貞味
金鍾大
秋恵仙
尹昭夏
繰上当選
年
日付
当選者
名簿政党名
欠員
欠員事由
2017
3.14
沈基俊
共に民主党
金鍾仁
離党により議員職喪失
6.22
李秀赫
共に民主党
文美玉
青瓦台 科学技術補佐官に指名
2018
10.2
林哉勲
国民の党
呉世正
ソウル大学校 総長選へ出馬
2019
10.11
鄭恩恵
共に民主党
李秀赫
駐米大使に就任
2020
1.30
許允貞
共に民主党
金聖洙
国務総理秘書室長に指名
脚注
注釈
出典
参考文献
関連項目
大統領選挙
国会 議員総選挙
第一共和国
第二共和国
第三共和国
第四共和国
第五共和国
第六共和国
国民投票
地方選挙
カテゴリ