白鳥家
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白鳥蘭(しらとり らん) 声:木村美佐 白鳥家次女。大学生。麗一とは血縁関係がなく、彼女を含む3人の姉は父親の連れ子である上に暴力的かつ男関係が派手である。 昔の彼氏に二股を掛けられた腹いせに、麗一を押し倒し童貞を奪った張本人。人間姿のミスターとは恋人同士。空手2段の強者。 白鳥好子(しらとり よしこ) 白鳥家長女。物腰柔らかな笑顔の持ち主。激怒している時ですら笑顔である。笑顔の下にどのような感情が渦巻いているかは測り知れない。 白鳥美樹(しらとり みき) 白鳥家三女。麗一より1歳上と思われる女子高生。姉2人と比べて大雑把。母親とともに氷川きよしのファンである。
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白鳥家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/11 22:12 UTC 版)
白鳥 貞美〈45〉 演 - 中井貴一 本作の主人公。白鳥ルイと白鳥岳の父親。高林医大病院において麻酔科准教授を務める麻酔学界の権威であり、死期の迫った患者を楽にする緩和医療のエキスパートでもある。底抜けに陽気な性格であり、女性関係も派手だが、周囲はそのことを黙認していた。だが、多忙の余り自らの体調の異変に気づいた時には、膵臓癌は手術不可能なステージ4bの状態にまで進行していた。長らく精力的に動いていたことから、自分の弱い姿を見られたくも知られたくもないと高林医大病院では表面上は何もせず、痛み止めの麻薬パッチを水木から処方してもらう等をしていた。死期を悟った上でかつての過ちを悔い、なおかつ自分の様子から妙子や桂木に病を知られたこともあって高林医大病院を離れて絶縁状態にある家族の住まう故郷・富良野へと足を運ぶが、最終回で息を引き取った。東京での愛車は、三菱・ディアマンテ。 演じた中井は『Age,35 恋しくて』以来の『木曜劇場』主演。 白鳥 ルイ〈21〉 演 - 黒木メイサ(子供時代:田中日南乃) 貞美の娘。祖父・貞三、弟・岳と共に富良野で暮らしている。イギリスでガーデニングを学んだ後、亡き母冴子が遺したガーデンの手入れを手伝っている。旭川のダンスチーム「北の大地」に所属し、毎年札幌で開催されるよさこいソーランの練習に励んでいる。妻子持ちの恋人・宮内明と交際している。愛車は、三菱・パジェロミニ。 演じた黒木は『拝啓、父上様』以来の『木曜劇場』出演。 白鳥 岳〈14〉 演 - 神木隆之介 貞美の息子。知的障害を抱えるため、療養施設で暮らしていたが、現在は祖父・白鳥貞三の手で育てられている。ピアノの調律や花の名前、貞三の作る花言葉を記憶することに非凡な才能を持つ。父親は死んだと教えられ、そのことをずっと信じている。岳の言葉遣いがおかしくならないよう、貞三やルイからは丁寧語で話しかけられており、岳自身も丁寧語で話している。 演じた神木は『ムコ殿』以来の『木曜劇場』出演。 谷口 冬美 演 - 木内みどり 貞美の実姉。 白鳥 冴子(回想シーンのみ) 演 - 真白由春 貞美の妻でルイと岳の母。貞美の度重なる女性問題や岳の件で悩み苦しみ、6年前に自ら命を絶つ。 上原 さゆり 演 - 森上千絵 上原春江の娘(貞美の姪)。3年前に夫を亡くし、現在は独身。旭川で春江と暮らしながら「上原ファーム」を営む。ダンスチーム「北の大地」に所属している。 上原 春江 演 - 草笛光子 貞三の義姉(貞美の伯母)。 白鳥 貞三〈73〉 演 - 緒形拳 貞美の父。かつては札幌の大病院の外科部長を務め、神の手と言われたほどの手術の名人だった。現在は富良野で訪問医として死の最前線に立ち会っている。孫2人と暮らしており岳には自らが考えた花言葉を教えている。貞美の母でもある妻の死に目に貞美が女性問題で立ち会わなかったことや、妙子との不倫が引き金になり貞美の妻冴子を自死に至らしめたことに激昂し貞美を勘当する。以後六年間、一人で孫を育ててきたが本心は貞美を追い出したこと、彼を岳にとって「死に別れた人間」にしてしまったことに後ろめたさを感じている。 演じた緒形は『人間の証明』以来の『木曜劇場』出演にして、本作が遺作となった(2008年10月5日急逝)。
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