登場ナノマシン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/14 22:46 UTC 版)
「救命戦士ナノセイバー」の記事における「登場ナノマシン」の解説
10億分の1レベルサイズの機械。工業用・軍事用と様々な分野で使用されているが、劇中では主に人体を正常な状態に保つ働きを持つための医療用ナノマシンを指す(なお、本作でナノマシンを使った殺し屋を「ナノテロリスト」という)。 アンドロノート 恵たちナノセイバーのバーチャルブレインの指令を受けLSTRによる恵たちのバーチャル人体での治療と同じように実際の患者の体内で治療を行う人型ナノマシン。“ナノ”から“センチ”サイズまでがある。エターナリアンの妨害に合い、友希の体内での活動ができなくなったが終盤で死神のデスマスクの活動媒体になったり、魔王を押さえ込む特大サイズで登場したりした。 ホメオボット 体調を整える健康維持のため活動しているナノマシンの総称。主にB型、P型などの種類がある。人体に重大な損傷が起こった場合、骨髄の生産工場で生産される。常時活動している免疫強化型のものとは異なり、体内組織の修復を担当する。この技術により、ヒトの平均寿命は140歳くらいまで延びたとされる。 ナノマイシン 全てのナノマシンを溶かす薬。作業の終了したナノマシンを処理するためやナノマシンによって人体に何らかの問題が起こった場合、体内のナノマシンを無害なたんぱく質に溶かすためのもの。 ナノミサイル 抗がん剤や各種の薬品を患部に限定的にのみ使うことによって薬量や副作用を最低限に抑えるために使用される。患者の体内でスクリューを使い患部まで辿り着き、薬品を撃ち込む。劇中では「ACM-36C」がナノセイバーの訓練シミュレーションのため、暴走ナノミサイルとして登場。他に、汎用の対ウィルス用ナノマシンを搭載したり、新型のカウンターウイルスを搭載したりもした。 移動用メカ 序盤から中盤まで使用されていた「ナノバギー」や、主に中盤以降活躍する、亜美がLSTR-AVを利用して作成した「ナノウイング」など。体内をキャタピラで走る「ナノタンク」というものも登場するが、胃酸に弱く10分程度しか耐えられないため、劇中では回虫に押し潰され1話であっけなくお役御免となる。 免疫強化ナノマシン 一般的なタイプは、X型とY型がそれぞれ強度レベル別に存在し、X型の方がより強力。他に、加齢により衰える胸腺の働きをバックアップする「データバンクナノマシン」(その人の過去の病歴と免疫抗体の情報を保持している)、ガン治療用の「エクシマレーザーナノマシン」、「MNM-96B」などの種類がある。劇中登場する、裏世界の闇医者が使用した黒い免疫強化用ナノマシン(人工白血球を除く)もこれに含まれる。 工業用ナノマシン 生物の免疫系に触れると分解されるため安全(「INM-92C2」など)。他に特殊なものとして、惑星を地球型環境に改造するための、火星テラフォーミング用ナノマシン「PTNM-90A」などがあり、役割を終えると、地上にワールドルーフと呼ばれる高さ7000mに及ぶ炭素結晶の巨大な傘を作り、環境調節を行なう。
※この「登場ナノマシン」の解説は、「救命戦士ナノセイバー」の解説の一部です。
「登場ナノマシン」を含む「救命戦士ナノセイバー」の記事については、「救命戦士ナノセイバー」の概要を参照ください。
- 登場ナノマシンのページへのリンク