用賀第一高校
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 09:00 UTC 版)
新生ニコガク野球部の最初の対戦相手。推薦入学で獲得した部員を多く抱える強豪校。スポーツショップに行っていた桧山らと偶然出くわし、因縁をつけられる。特に若菜のことを恐れている。ニコガクとの練習試合には全員1年生部員で臨み、勝利。しかし地区予選で再戦した時には、成長したニコガクナインに完敗した。 国松(くにまつ) 副顧問。水原の替わりにニコガクとの練習試合では指揮をとった。関西弁が特徴で、自軍のミスには容赦なく罵詈雑言を浴びせる、横暴で器の小さい男。試合中に負傷した角を交代させなかった上に罵倒、さらにはニコガク野球部をも嘲笑したために川藤に殴られてしまう。その態度に不快感を覚えた審判にも、「選手の健康管理をおろそかにしているあなたがスポーツマンシップを語れますか?」と問われ、挙句の果てには殴られたことを無かったことにされた。試合後、大した怪我でもないのに首にコルセットを巻き、鞭打ちになったと騒ぎ立て、ニコガクに乗り込むなど、かなり陰険で執念深い。次の年の地区予選で復讐をしようとするも、成長したニコガクの前に6回コールド負けをし、その目論みはあっけなく打ち砕かれた。川藤を「ヤクザ監督」と言い始めた張本人。その他、自校が取材に訪れた事を自慢げにビデオレターをニコガク送りつけるが、TV放映されたのは校舎建替記念で開催されてみんなで食べた流しそうめんだった。 ドラマ版では笹崎高校が未登場で川藤の謹慎展開が変わった為、ニコガク戦で敗戦後逆恨みから、マスコミに生徒への暴行と自身への暴行を漏らしたことになっており、原作よりも執念深さが増している。 水原(みずはら) 監督。国松ほどではないが、当初はニコガク野球部に対しては偏見を抱いていた。村山が川藤に無断で練習試合を辞退したために、試合当日に別の試合を組んでしまう。そのため、1年生部員と国松をニコガクに派遣した。次の年、地区予選第一回戦でニコガクと対戦する事になり、国松からニコガクの事を聞いて簡単に勝てると侮っていたが、実際にニコガクの強さを目の当たりにして国松につっかかるなどひどく狼狽した。 試合終了後はニコガクナインの実力と自分たちの敗北を認め、激励した。 鹿取(かとり) 御子柴の中学時代の同級生で元野球部員仲間。球拾い大臣と呼ばれていた御子柴を小馬鹿にしていた。ニコガクとの練習試合ではセカンドを守るが活躍の場面はない。試合終了後、御子柴を馬鹿にした発言を詫び、安仁屋たちと地区予選で対戦する事を約束する。地区予選では強くなったニコガクに驚愕していた。 角(すみ) ニコガクとの練習試合では先発投手を務める。スライダーが持ち味。試合中のアクシデントで負傷してしまう。国松の顔色ばかり伺っていたが、敵をも思いやる川藤の心に打たれ、自ら交代を申し出る。次の年の地区予選第一戦目で対戦する事となったが、強くなったニコガクの面々に驚愕していた。 木田(きだ) 負傷した角の代わりにマウンドに立った投手。
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