現代小説・漫画など
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ブーディカの故事は多くの小説や漫画などで、題材として取り上げられている。以下、例を挙げる。 Mary Mackie著『The People of the Horse』、W H Allen & Co. 1987年。 J. F. Broxholme著 (偽名Duncan Kyleで著述)『The War Queen』、1967年。 ローズマリー・サトクリフ著 乾侑美子訳『闇の女王にささげる歌』(Song for a Dark Queen)、1978年/イギリス、2002年/日本語訳 ISBN 4-566-02086-X。 マンダ・スコット(en)著、シリーズ『Dreaming the Eagle』(2003年)、『Dreaming the Bull』(2004年)、『Dreaming the Hound』(2005年)、『Dreaming the Serpent Spear』2006年。 Joyce Doré著『Hemlock』、2002年。この小説でブーディカと二人の娘はローマまで連行され、皇帝ネロと面会する。その席で彼女にはドクニンジン(=hemlock)の飲み物が供される。Doréはこれを一種の霊感と、彼女が歴史上の人物と交わした会話の記録から導かれたものだと主張した。 アラン・ゴールド(en)著『Warrior Queen』、2005年。 シャーロット・ブロンテの長編小説『ジェーン・エア』(1847年)では、ロチェスター氏の語りの中に女王ブーディカについて触れる部分がある。 ハリイ・タートルダヴの小説『Ruled Britannia』では、無敵艦隊に打ちのめされたイギリスのためにシェイクスピアが戯曲を書きスペインへの反撃を沸き立たせたとあるが、この戯曲はブーディカの故事を描いたものとされる。 アリス・ボチャード(en)の小説『Tales of Guinevere』シリーズ主人公グイネヴィアは、ブーディカの女系子孫として描かれている。 イギリス海軍フリゲート艦隊「Boadicea」は、パトリック・オブライアンのシリーズ小説『英国海軍の雄 ジャック・オーブリーシリーズ』(Aubrey–Maturin series)の「攻略せよ、要塞モーリシャス」(The Mauritius Command)でも登場する。 詩人アドリエンヌ・リッチは『Snapshots of a daughter-in-law』でブーディカを参照している。 トム・クランシーの小説『ネットフォース・エクスプローラーズ』シリーズ第9巻「Private Lives」には、伝説の女王に由来する名を持つ女性キャラクター「Bodicea」が登場する。 パット・ミルズ(en)作、グレン・ファブリー(en)とダーモット・パワー(en)画による、『2000AD』(en)シリーズの連載コミック『Sláine』のエピソード「"Demon Killer" and "Queen of Witches"」(1993〜1994年)は、ブーディカの故事を下敷きにしている。 マイケル・ターナー(en)原作のアメリカン・コミックスシリーズ『ウィッチブレイド』では、超自然的な武器「ウィッチブレイド」を手にした歴史上の女性のひとりとしてブーディカが登場する。 1990年代のDCコミックス連載『グリーンランタン』に登場する超警察機構グリーンランタン・コーズには、凶暴な女性戦士というプロフィールのメンバー「Boodikka」が在籍している。 アラン・ムーアとエディ・キャンベル(en)のグラフィックノベル『フロム・ヘル』において、登場人物のウイリアム・ガル卿は、ブーディカの敗北は女系継承社会の終焉を示すと語った。 アンバー・ベンソン(en)とクリストファー・ゴールデン(en)のWeb配信映画と本『Ghosts of Albion』シリーズには「Queen Bodicea」という名のアルビオン(イギリスの古い名)を守る霊が登場する。 あしべゆうほ著『クリスタル☆ドラゴン』。 牧あけみ著の漫画『花嫁は謎に満ちて』。スーザン・スペンサー・ホール原作のハーレクィン・ヒストリカル。チェスの駒のクイーン。ボアディケアとして主人公を助ける。 ゼロ THE MAN OF THE CREATION
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