現代将棋とは? わかりやすく解説

現代将棋(コンピュータ将棋隆盛以後)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/10 07:33 UTC 版)

大住囲い」の記事における「現代将棋(コンピュータ将棋隆盛以後)」の解説

その後コンピュータ将棋ソフトが立て続けプロ棋士勝利を収めるようになり、プロ棋士の間でもバランス重視陣形見直されるようになった例えば、土居矢倉天野矢倉雁木などの陣形が再び採用され成果上げたことや、居飛車党棋士四間飛車や4三銀型の三間飛車に対してelmo囲い急戦多用し成果上げようになったことが挙げられるこのようにプロ棋士の間でバランス型の囲い再注目されている。そのような状況の中、2018年には藤井聡太糸谷哲郎に対して2020年には佐藤康光羽生善治に対してそれぞれ大住囲いに自玉を囲いいずれも勝利を収めている。(▲藤井-△糸谷戦は居飛車で、▲佐藤-△羽生戦は角交換振り飛車で、大住囲い採用された。) 2020/02/27順位戦羽生善治持ち駒:なし 持ち駒:角、歩▲ 佐藤康光2-5 角交換振り飛車での大住囲い 2018/03/22王座戦二次予選糸谷哲郎持ち駒:角 持ち駒:角、歩▲ 藤井聡太2-6 居飛車での大住囲い こうした中で、大橋貴洸は、玉を7二(3八)の位置囲う四間飛車採用して実績上げており、これをテーマにした棋書2020年発売された。大橋は、その棋書の中で耀龍四間飛車戦法読者紹介する際、玉を大隅囲い囲った局面基本図用いてその優秀性を読者語っている。 図2-7 ノーマル四間飛車での大住囲い 2020年8月棋戦では折田翔吾折田新手披露してプロ棋士としての勝利を飾っている。2020年には耀龍四間飛車などの7二玉型四間飛車流行するようになった2021年4月第48回将棋大賞発表され大橋貴洸耀龍四間飛車升田幸三賞受賞した

※この「現代将棋(コンピュータ将棋隆盛以後)」の解説は、「大住囲い」の解説の一部です。
「現代将棋(コンピュータ将棋隆盛以後)」を含む「大住囲い」の記事については、「大住囲い」の概要を参照ください。

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