牟呂発電所とは? わかりやすく解説

牟呂発電所

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/15 15:29 UTC 版)

牟呂発電所(むろはつでんしょ)は、明治末期に豊橋市への電気供給を担った発電所である。豊橋市牟呂大西町(当時の渥美郡牟呂村)に位置した。


  1. ^ a b c d e f g 豊橋市史編集委員会(編)『豊橋市史』第三巻、豊橋市、1983年、708-718頁
  2. ^ a b c d 浅野伸一「水力技師大岡正の人と業績」『シンポジウム中部の電力のあゆみ』第4回講演報告資料集(電気技術の開拓者たち)、中部産業遺産研究会、1996年、42-53頁
  3. ^ a b c d e f g h i j k l m 石田正治「牟呂発電所遺構の調査研究」『産業遺産研究』、産業遺産研究編集委員会、1996年6月、 59-69頁
  4. ^ 豊橋百科事典編集委員会(編)『豊橋百科事典』、豊橋市文化市民部文化課、2006年
  5. ^ a b 「豊橋電燈株式會社第五回事業報告書」(愛知県公文書館蔵)
  6. ^ 『電気事業要覧』明治43年、逓信省電気局、1910年、362-363頁。NDLJP:805423/206
  7. ^ 「豊橋電気株式会社第44回営業報告書」(J-DAC「企業史料統合データベース」収録)


「牟呂発電所」の続きの解説一覧

牟呂発電所

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/30 15:13 UTC 版)

豊橋電気 (1894-1921)」の記事における「牟呂発電所」の解説

詳細は「牟呂発電所」を参照 位置水門跡):.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯3445分15.0秒 東経13721分21.5秒 / 北緯34.754167度 東経137.355972度 / 34.754167; 137.355972 (牟呂発電所水門跡) 豊橋電灯1894年明治27年4月開業に際して設置した発電所梅田川発電所という。豊橋近郊流れ梅田川設けられ水力発電所であり、所在地渥美郡高師村字車(現・豊橋市浜道町字車)。県への出願内容および当時専門誌電気之友』によると、設備東京三電機工場製で、水車はレッフェル型水車発電機出力15キロワット16燭灯300灯相当)・電圧2,000ボルト単相交流発電機であった。ところがこの発電所水量不足のため満足な発電ができず、結局三吉製のボイラー蒸気機関出力25馬力)を設置し火力発電併用せざるを得なかった。 失敗終わった梅田川発電所代替として建設され発電所が牟呂発電所である。所在地渥美郡牟呂村大西(現・豊橋市牟呂大西町)。牟呂用水利用する水力発電所で、用水路水門を置き、その若干下流左岸側建屋構えた運転開始1896年明治29年4月下旬水力発電所であるが梅田川発電所同様に水量不足という欠陥生じ完成2か月後には蒸気機関追加され火力発電中心発電所とされている。 『電気之友』によると、発電所設備ボイラー蒸気機関各2台、ハーキュルス型50馬力水車1台、ホプキンソン型30/50キロワット単相交流発電機各1台を備えた。2台の発電機のうち運転開始時からのものは30キロワット発電機で、需要増加のため1900年明治33年)に50キロワット機で置き換えたのち、1905年明治38年4月蒸気機関増設により旧発電機再稼働させて発電所出力80キロワットへと増強する、という過程経ている。製造初期設備三吉電機工場増設分が芝浦製作所(現・東芝)である。 下記長篠発電所完成後、1915年大正4年9月1日付で廃止許可下り廃止された。遺構として牟呂用水水門が残る。

※この「牟呂発電所」の解説は、「豊橋電気 (1894-1921)」の解説の一部です。
「牟呂発電所」を含む「豊橋電気 (1894-1921)」の記事については、「豊橋電気 (1894-1921)」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「牟呂発電所」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「牟呂発電所」の関連用語

牟呂発電所のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



牟呂発電所のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの牟呂発電所 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの豊橋電気 (1894-1921) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS