殺人Party(第4話-第10話、全7話)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 19:32 UTC 版)
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バニーガールの写真に惹かれ、とあるパーティーに参加した黒湖だったが、それは悪人の断罪を生きがいとする老人・悟兵衛の罠であった。屋敷に閉じ込められた犯罪者達が次々と罠の餌食になる中、黒湖は大学教授・コバルト=コンラッド、格闘家・桃山照美、スナイパー・朽葉怜子と共に屋敷からの脱出を目指す。
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殺人Party
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「MURCIELAGO -ムルシエラゴ-」の記事における「殺人Party」の解説
悟 兵衛(さとり ひょうえ) 海岸沿いの断崖絶壁の上に絶つ城に住む90歳近い老人。老齢のために車椅子で移動している。家族思いの性格だが妻に病で先立たれ、さらに唯一の支えだった娘夫婦と孫娘も何者かによって殺害されたことで発狂。メイドの紫を雇い、10年の月日を費やして城を建造。家族を殺した殺人犯を見つけ出し復讐するため、パーティと偽って社会裏で犯罪に手を染めながらも生き続けている犯罪者を招待し、紫が造った殺人トラップを用いて皆殺しにするという計画を実施し、のべ363人もの人間を事故と見せかけて殺害する。 桃山殺害後、辿りついた黒湖達を紫に任せて1人逃亡しようとしたところ、紫を黒湖に任せて追って来たコンラッドに足止めされ「自身の殺人規範」を問う尋問を受けるも「違う」と判断され、その場を去ろうとするコンラッドを車椅子に隠していたガトリングガンで撃とうとするが、ひな子が運転するクルーザーの突進を受けて下敷きになり、瀕死の状態になる。黒湖達がクルーザーで脱出後、焼け落ちる城の窓から狙撃した朽葉の銃弾で頭を撃ち抜かれ、娘夫婦と孫娘の名前を呼びながら死亡した。 第2巻カバー裏では、サンタ姿で孫娘に会いに行こうとする姿が描かれている。 紫(ゆかり) 兵衛の雇ったメイドで兵衛の娘の友人。兵衛の娘一家殺害後に兵衛の下に現れ、復讐の手助けをするために大量のトラップを仕込んだ城を建造。兵衛が莫大な資金で援助し、紫が犯罪者および前科者を調べ上げて城に誘い込み、トラップで殺害するという共同関係をもって兵衛の復讐の手助けをした。 性格は静かで感情を表に出さないが、後天性の無痛無汗症を患っているため、内臓を破壊されたり手足を切断されても平然としている。また、合気道の類の武術を会得しており、さらに赤外線センサーで反応するトラップを駆使して闘う。靴のつま先にもナイフを仕込んでいる。 黒湖に先だって辿りついた桃山に内臓を破壊されるも無痛無汗症のために何事も無いように反撃を開始し、靴に仕込んでいたナイフで桃山の左腕を切断、さらにトラップで圧殺する。その後で到着した黒湖と対峙、黒湖の舌先を切りつけ、トラップを駆使して闘うも、トラップの機能を把握した黒湖の反撃に遭い、右腕と左足を切断、左腕を折られてダルマ状態にされて止めを刺されそうになるが、ミユキの制止もあって生還。黒湖達と一緒に城を脱出後、流々家医療刑務所に収容される。その後、街中でアリアンナ(さやか)と一緒にいるところを屠桜 ひな子に遭遇している。このとき、欠損した腕や足は義足にしているかは不明である。 朽葉 怜子&桃山 照美 詳細は#謎の組織を参照。 コバルト=コンラッド 兵衛の殺人パーティに招待された黒人男性。親しい者からは「CC」と呼ばれているが、黒湖とミユキからは「コバ」と呼ばれていた。大学の物理学教授を務めているが、裏では殺し屋をしている。武器は主にナイフ。2組に分かれる際は黒湖とミユキと一緒になった。桃山死亡後、紫を黒湖に任せて兵衛を追跡、兵衛に対して「殺人規範」を問うも「違う」と判断して立ち去ろうとする。直後、ひな子のクルーザーに轢かれかけるも黒湖達と共に城を脱出した。以後も間接的に黒湖を何らかの手段により観察し、「見極め」を行っている。 「THE DEEP ONE」にて再登場。犯罪者を解剖し脳を調べることで犯罪のメカニズムを研究していたことが明かされる。その際、比較サンプルとして御剣の妻・旭妃など一般人も殺していた。かつて弟が殺されたことがきっかけの凶行であり、御剣の「復讐」を受け容れようとするが黒湖により止められ、逮捕される。その後、拘置所において夢中遊行を用いて混乱を起こし脱走した。
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