橋本龍太郎/とは? わかりやすく解説

はしもと‐りゅうたろう〔‐リユウタラウ〕【橋本龍太郎】

読み方:はしもとりゅうたろう

[1937〜2006政治家東京生まれ選挙区岡山昭和38年1963)父・龍伍(りゅうご)の急死に伴い衆院選に出馬当選厚相運輸相蔵相などを経て平成7年1995自民党総裁となり、翌年1月社会党(のちに社民党)などとの連立政権首相に就任解散総選挙勝利し11月3年3か月ぶりの自民党単独政権発足させた。同10年退陣。→小渕恵三


橋本龍太郎

橋本龍太郎
総理在職期間
第1次平 8. 1.11〜平 8.11. 7302
第2次平 8.11. 7〜平 10. 7.30631日
在職通算日数932日
総理就任時年齢:58歳・59歳

橋本龍太郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/12 16:55 UTC 版)

橋本 龍太郎(はしもと りゅうたろう、1937年昭和12年〉7月29日 - 2006年平成18年〉7月1日)は、日本政治家位階正二位勲等大勲位菊花大綬章学位法学士慶應義塾大学)。岡山県総社市名誉市民[1]剣道錬士六段


注釈

  1. ^ 日本の法人税は1990年度以降は37.5%であったが、1998年度に削減されて34.5%となった。1999年度にはさらに引き下げられ、30%になっている。財務省:法人税の推移
  2. ^ 高鳥は「野中さんだと派閥が分裂する」として橋本に総裁選出馬を進言した
  3. ^ 橋本の父・龍伍と小渕の父・光平第24回衆議院議員総選挙の当選同期であり、同じ吉田茂派に在籍していた
  4. ^ 同じ岡山県出身で、橋本に見いだされて政界入りした
  5. ^ 「橋本龍太郎氏の慰霊碑」『野口健ブログ』
  6. ^ また首相在任中に行われた党首討論(日本記者クラブで各党首による公開討論)で日本共産党委員長の不破哲三が「北方領土が日本固有の領土という点においては、なぜか自民党と一致している」と発言したのに対して、「山登りも同じだよ」と混ぜっ返して会場を和ませた。不破もまた登山を趣味としていた。
  7. ^ なお、ここで海部は「河野(洋平)にもあった」と余計な発言をしている。
  8. ^ なお龍太郎本人は東京生まれの東京育ちであるが、岡山を選挙区として政治活動を始めてからは“岡山県総社市出身”と称した。本籍東京都渋谷区(『人事興信録』より)。昭和43年(1968年)総社市に家を建てた(橋本久美子『夫 橋本龍太郎 - もう一度「龍」と呼ばせて 』p.48より)

出典

  1. ^ 総社市
  2. ^ 橋本龍太郎氏死去/元首相”. 四国新聞社. 2023年1月19日閲覧。
  3. ^ 仕事師と呼ばれた男 橋本龍太郎』p.12
  4. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab 本田雅俊『総理の辞め方』PHP研究所、2008年7月29日、232-240頁。ISBN 978-4-569-70085-4 
  5. ^ 『橋本龍太郎・全人像』pp.98-100
  6. ^ 『橋本龍太郎・全人像』p.108
  7. ^ a b 安倍譲二署「塀の中の懲りない面々」より
  8. ^ 仕事師と呼ばれた男 橋本龍太郎』pp.31-32
  9. ^ 『橋本龍太郎・全人像』p.116
  10. ^ a b 『橋本龍太郎・全人像』p.118
  11. ^ 『自由 第44巻、第507~510号』2002年
  12. ^ 仕事師と呼ばれた男 橋本龍太郎』p.35
  13. ^ 仕事師と呼ばれた男 橋本龍太郎』p.39
  14. ^ 『橋本龍太郎・全人像』p.123
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  17. ^ 俵孝太郎『政治家の風景』1994年
  18. ^ 仕事師と呼ばれた男 橋本龍太郎』pp.47-48
  19. ^ 『橋本龍太郎・全人像』p.128
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  28. ^ 『自民党幹事長室の30年』 pp.227-232
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  33. ^ 『劇録!総理への道』大下英治著 pp.665-666
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  41. ^ 芹川洋一著、平成政権史、日経プレミアシリーズ、2018年、132頁、日本経済新聞出版社
  42. ^ 『激録!総理への道』pp.671-687
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  44. ^ 『激録!総理への道』pp.687-695
  45. ^ 『小沢一郎の日本をぶっ壊す』pp.389-390
  46. ^ 『激録!総理への道』pp.695-699
  47. ^ 『激録!総理への道』pp.707-723
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  70. ^ 厚生族のドン元厚生大臣 橋本元首相死去 たばこ好きとしても知られ、1995年10月の麻布高校創立100周年記念祝賀会で「高校の屋上でたばこを吸い始めて以来、ヘビースモーカーになってしまった」と、あいさつで触れるほどだった。
  71. ^ 切れ者で正直すぎる政治家 橋本龍太郎 文春写真館
  72. ^ 『仕事師と呼ばれた男 橋本龍太郎』p.138
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  74. ^ 浅川博忠『自民党・ナンバー2の研究』講談社文庫、p.258
  75. ^ 橋本久美子『夫橋本龍太郎』2007年
  76. ^ 田勢康弘『だれが日本を救うのか』新潮文庫、p.249
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  82. ^ 「内閣総理大臣・橋本龍太郎にたいする糾弾文」『週刊ポスト』第30巻第5号、小学館、1998年2月6日、183頁。 
  83. ^ http://www3.grips.ac.jp/~oralreport/view?item=100025 海部俊樹『海部俊樹オーラルヒストリー(下)』p.168
  84. ^ 中国の諜報活動 橋本元首相などが騙されたハニートラップも”. NEWSポストセブン (2015年11月18日). 2020年10月17日閲覧。
  85. ^ 『衆議院会議録情報 第042回国会 本会議 第1号』
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  89. ^ a b c d 人事興信録42版は38
  90. ^ 総理の娘 : 知られざる権力者の素顔、岩見隆夫著
  91. ^ https://gansupport.jp/article/document/document04/document02/7415.html
  92. ^ 橋本明著『戦後50年・年譜の裏面史 昭和抱擁 -天皇あっての平安-』p.112によれば、「二男・宙二は海軍大佐」である
  93. ^ 広瀬隆著『私物国家 日本の黒幕の系図』p.287


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橋本龍太郎

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加藤の乱」の記事における「橋本龍太郎」の解説

11月11日夜、東京紀尾井町赤坂プリンスホテル開かれた主流5派閥会合にて「加藤は熱いフライパンの上ネコ踊りさせておけばいい」と発言した。この発言以前にも、各有力者加藤批判するコメント出していたが、エスカレートして橋本がこの発言行った加藤応援する側の世論から格好批判対象となり、主流派の中からもこのコメントに対して下品だ批判出た

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橋本龍太郎

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村山富市」の記事における「橋本龍太郎」の解説

村山内閣通商産業大臣務めた橋本龍太郎は、かつて村山と同じ社会労働委員会所属しており「若くて初々しかった」と当時振り返る。首相辞任後橋本への政権交代は、マスコミなどから「禅譲」と揶揄されたが、村山は「橋本さんでいいと思ったわけではない。僕に後継者決め権限はない。河野さんに一度総理になってほしかったけど」と述べている。

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