梨田監督時代とは? わかりやすく解説

梨田監督時代

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 07:39 UTC 版)

大阪近鉄バファローズ」の記事における「梨田監督時代」の解説

2000年 就任した梨田に「選手層が薄いが、ケガ人さえいなければと言われ状況において、オープン戦吉岡雄二骨折こそ免れたものの手首に重傷のけが、シーズン入って礒部公一顔面死球で、フィル・クラーク手首骨折次々離脱する状況で、中村紀洋本塁打王打点王二冠獲得するが、チーム33年ぶりの2年連続最下位に終わる。投手陣では3年連続二桁勝利投手現れず、野手陣でも規定打席到達で3割を超えたのは武藤孝司だけであった2001年 開幕戦3月24日対日本ハム戦は一時は1対6で5点差をつけられるものの、両軍合わせて8本塁打打ちあいとなり最後10対9で逆転勝利する。その後4月に2試合連続サヨナラ勝ち収めるなど、逆転勝利多く78勝のうち41勝が逆転勝ち)、7月17日の対ロッテ戦も9回5点差から8得点挙げ逆転勝ち前半戦終了時には、5位のロッテとは5ゲーム最下位日本ハム以外が勝率5割以上という状況ながら、10年ぶりに首位折り返すこの年からロサンゼルス・ドジャース業務提携を結び、シーズン途中ドジャース監督トミー・ラソーダ紹介ショーン・バーグマンジェレミー・パウエルの2投手ショーン・ギルバート内野手獲得。この補強功を奏した終盤9月3日から5連敗し9月5日段階でもダイエー同率首位、1厘差で西武追い、5位まで6.5ゲーム差という混戦となるが、9月9日からの11試合10勝1敗とした。9月24日の対西武戦ではタフィ・ローズ当時本塁打シーズン日本プロ野球タイ記録となる55号本塁打達成し試合も9回裏松坂大輔から中村紀洋サヨナラ2ラン本塁打勝利し優勝マジックを1とした。9月26日、対オリックス戦大阪ドーム)で2対5とリードされた9回裏、無死満塁から代打北川博敏日本プロ野球初となる『代打逆転サヨナラ満塁優勝決定本塁打』で12年ぶり4度目パ・リーグ優勝決めている。同一監督での前年最下位からの優勝1976年巨人長嶋茂雄次いで2人目で、パ・リーグでは初。ロッテには20勝8敗と大きく勝ち越したが、防御率リーグ最下位(4.98)での優勝2位チームへの2負け越しダイエーに9勝19敗)での優勝はともに史上初だった日本シリーズではヤクルトスワローズ自慢いてまえ打線封じ込まれ、1勝4敗で敗退シーズン78勝は球団記録オフ球団初(唯一)のFA移籍加藤伸一獲得この年優勝近鉄としての最後リーグ優勝となった2002年 5月28日から6月15日にかけて8年ぶりの10連勝記録し首位西武一時2ゲーム差詰め寄る。しかしその後西武独走を許すと、8月16日直接対決9点差を逆転負けし、西武優勝マジック34点灯最終的に優勝した西武から16.5ゲーム差2位に終わる。シーズン終了後中村FA宣言するが、メジャーリーグ含めて1カ月余り交渉の末、近鉄推定4年20億円プラス出来高払い契約を結び残留する大塚晶文メジャーリーグへのポスティングシステムによる移籍希望するが、入札球団現れず、中日金銭トレードされる。規定打席到達で3割を超えた選手一人もいなかった。 2003年 1月会社の商号株式会社大阪バファローズ変更開幕5連勝好調な滑り出し見せ首位ダイエー1.5ゲーム差2位前半戦終える。しかし後半戦に入ると、大塚移籍に伴う抑え投手不在4番中村負傷不振響き3位後退そのままシーズン終える。シーズン終了後長年主砲として活躍しこの年も本塁打王を獲得しているローズ年俸高騰から自由契約とする(巨人獲得)。

※この「梨田監督時代」の解説は、「大阪近鉄バファローズ」の解説の一部です。
「梨田監督時代」を含む「大阪近鉄バファローズ」の記事については、「大阪近鉄バファローズ」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「梨田監督時代」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「梨田監督時代」の関連用語

梨田監督時代のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



梨田監督時代のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの大阪近鉄バファローズ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS