架空のイージス艦
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 06:50 UTC 版)
本来の意味でイージス艦と呼んでよいものもあれば、類型に近いものもある。 あまぎ型護衛艦「あまぎ」「かつらぎ」(『イージス戦艦「大和」2007』(文庫名:『イージス戦艦「大和」』)) 正規のイージス艦。アドミラル・ウシャコフ級大型ミサイル巡洋艦を参考に開発された戦後世界最大の3万トン級水上戦闘艦。 「はくば」(『MM9』) 正規のイージス艦。排水量や武装などはこんごう型護衛艦と同一。 りょうかみ型護衛艦「りょうかみ」(『エースコンバット アサルト・ホライゾン マスターファイル ASF-X 震電II』) 正規のイージス艦。 不動級巡洋艦「高雅」(『ギガンティック ドライブ』) 正規のイージス艦。艦容はこんごう型護衛艦に酷似。 オーブ海軍イージス艦及びダニロフ級(『機動戦士ガンダムSEED』シリーズ) イージス艦と呼称されSPY-1レーダーの様な描写もある。しかし、未来世界(コズミック・イラ)の艦であり、現在のイージス艦の後継であるかは定かではない。 海自イージス艦(『攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG』) 正規のイージス艦。 DDH-147「あいづ」、DDH-148「あこう」(『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』) 防衛海軍所属の巡洋艦で、SPY-1レーダーといったイージス艦の特徴を持っているがVLSは見当たらず、代わりにアスロックランチャーが搭載されている。また、「あいづ」は『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』において、艦番号をDD-147とする海上自衛隊所属の護衛艦として登場している。 ゆきなみ型護衛艦DDH-180「ゆきなみ」、DDH-181「あすか」、DDH-182「みらい」(『ジパング』) 正規のイージス艦。ただし艦対空ミサイルとしてSM-2ERのほか、イージスシステムの同時対処能力を発揮しきれないシースパローが多数積まれており、SM-2の搭載数は比較的少ない。 「はるか」(『ジパング』) 正規のイージス艦。 DDG-79「カニンガム」(USS Cunningham; 『ステルス艦カニンガム出撃』など) アメリカ海軍の発展型イージス艦。SPY-2レーダーなどを搭載。 超大型護衛艦BB-11「やまと」(『征途』) 第二次世界大戦を生き延び、海上自衛隊に引き継がれた大日本帝国海軍戦艦「大和」が、数次の改装の末(途中でモスボール保存された後、主副対空砲を換装、機関のガスタービン化、Mk41VLSを含むミサイルランチャー群とJ/SPY-1Aを含むイージスシステムの艤装)、イージス化された護衛艦。 しょうかく型航空護衛艦CV-4「しょうかく」、「ずいかく」 ほうしょう型航空護衛艦CVV-01「ほうしょう」、「ひしょう」(『征途』) 劇中で登場する海上自衛隊の艦隊整備計画「10・4・10・10計画(2001年までにイージス艦10隻、イージスシステムのうち索敵システムのみを搭載した航空護衛艦(空母)4隻、ミサイル・キャリアー(打撃護衛艦)10隻、新型対潜護衛艦10隻を整備」に基づき、SPY-1などの索敵システムのみを装備した空母。 「しょうかく」「ずいかく」はSLEP(寿命延長プログラム)で搭載し、「ほうしょう」は新造時から搭載している。艦隊防空ミサイルや対艦ミサイルや対潜ミサイルなどの主要兵装は、艦隊内の打撃護衛艦搭載のそれらを件の航空護衛艦から遠隔運用する事を前提としている。 「むさし」、「やまと」(『戦海の剣』) 正規のイージス艦。 「たつなみ」(『ソリトンの悪魔』) 正規のイージス艦。 DDG-177「てしお」(『タイドライン・ブルー』) 正規のイージス艦。 DDG-183「いそかぜ」(『亡国のイージス』) 原作の小説では、ターター・システム艦であるはたかぜ型ミサイル護衛艦の架空の3番艦に試験艦「あすか」のFCS-3を搭載したもので、実質的にはミニ・イージス艦である。 DDG-180「いぶき」(『ルーントルーパーズ 自衛隊漂流戦記』) 正規のイージス艦。
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