東宝東部興行とは? わかりやすく解説

六部興行

(東宝東部興行 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/04 09:30 UTC 版)

六部興行(ろくぶこうぎょう)とは、東宝株式会社の傍系の興行会社である北海道東宝株式会社東宝東部興行株式会社(後の東宝東日本興行株式会社)、東宝関東興行株式会社(後に東宝東日本興行株式会社に合併)、中部興行株式会社(後の中部東宝株式会社)、東宝関西興行株式会社東宝九州興行株式会社(後の九州東宝株式会社)の6社の総称である。現在は北海道東宝以外はTOHOシネマズ株式会社に合併し、北海道東宝は解散したため全て消滅している。本項では六部興行の各社と各社が経営していた映画館についても扱う。なお、東宝グループには、他に東京都内の映画館を運営する三和興行も存在する。


  1. ^ a b これ以前に1994年5月1日に開館したサティ東宝株式会社の松江SATY東宝や、1995年3月11日に開館した三和興行株式会社の志木ららぽーとシネマなどが存在するが、東宝主導ではなく、通常これらを初としないため本項ではこのように記載している。
  2. ^ a b 静岡県の映画館「消えた映画館の記憶」を参照した。
  3. ^ 一宮市の映画館『消えた映画館の記憶』を参照した[22][23]
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  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af ag ah ai aj ak al am an ao ap aq ar as at au av aw ax ay az ba bb bc bd be bf bg bh bi bj bk bl bm bn bo bp bq br 東宝五十年史編纂委員会『東宝五十年史』東宝株式会社、1982年。 
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  8. ^ 「TOPインタビュー/高橋昌治・東宝取締役興行担当 東宝がヴァージンシネマズJを買収した理由 一気にシェアトップ、怒涛の興行攻勢が始動」『AVジャーナル』第43巻第5号、文化通信社、2003年5月、22-25頁。 
  9. ^ a b 「話題の焦点 東宝、映画興行部門で大ナタ振るう 今後のシネコン事情見据えた対応」『AVジャーナル』第43巻第4号、文化通信社、2006年8月、22-26頁。 
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  26. ^ 前田幸恒『映画興行師』株式会社徳間書店、1997年、148-173頁。ISBN 4198606781 
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  30. ^ “プレゴが帝国座ホールに、20日TONPEIこけら落としライブ”. わかやま新報 (株式会社和歌山新報社). (2010年9月14日). http://www.wakayamashimpo.co.jp/news/10/09/100914_8249.html 2012年5月8日閲覧。 
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  32. ^ 前田幸恒『映画興行師』株式会社徳間書店、1997年、65-84頁。ISBN 4198606781 
  33. ^ 前田幸恒『映画興行師』株式会社徳間書店、1997年、105-118頁。ISBN 4198606781 
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  38. ^ 「久留米東宝24日で閉館 シネコン進出響く 観客大幅に減少」『西日本新聞』2000年9月10日
  39. ^ 「佐世保・東宝ピカデリ閉館へ 多くの映画をありがとう」『読売新聞』2005年1月22日
  40. ^ 東宝株式会社; 九州東宝株式会社『熊本東宝プラザ1・2閉館および跡地再開発について』(プレスリリース)東宝株式会社、2003年8月1日。 オリジナルの2007年8月16日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20070816020218/http://www.toho.co.jp/c_topics/cine_com06.html2011年1月13日閲覧 


「六部興行」の続きの解説一覧

東宝東部興行(東宝東日本興行)

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六部興行」の記事における「東宝東部興行(東宝東日本興行)」の解説

1964年8月18日 - 東北地方中心に東宝関東興行劇場移管し、東宝東部興行(株)設立2002年3月1日 - 東宝関東興行吸収合併し、東宝東日本興行(株)改称2008年3月1日 - 東宝興行会社統合整理に伴いTOHOシネマズ吸収合併される。

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東宝東部興行(東宝東日本興行)

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六部興行」の記事における「東宝東部興行(東宝東日本興行)」の解説

東宝東日本興行として合併後撤退した劇場は、元々東宝東部興行の劇場である場合のみ便宜的にここに含めている。 青森テアトル東宝青森県青森市古川2丁目 日活レジャーセンター3階) <スクリーン、席、年月日開館、年月日閉館> ミラノ青森県青森市古川1丁目19-7)<1スクリーン、席、年月日開館、1997年1月26日閉館> みゆき座青森県青森市古川1丁目19-7) <1スクリーン、席、年月日開館、1997年1月26日閉館>ミラノみゆき座があった場所は現在駐車場となっている。 弘前宝塚劇場青森県弘前市徳松枝町33-27) <1スクリーン、372席、年月日開館、年月日閉館> 八戸東宝劇場青森県八戸市) <スクリーン、席、年月日開館、2001年5月13日閉館> 八戸スカラ座青森県八戸市) <スクリーン、席、年月日開館、年月日閉館> 盛岡第一劇場岩手県盛岡市園町10) <1スクリーン、618席、1938年9月8日開館、1993年月日閉館>盛岡第一映画劇場から改称現況現在の盛岡市大通1丁目9-12)は第8大通ビルとなっており、同ビル5階盛岡中劇(2スクリーン)がある。 秋田東宝劇場秋田スカラ座秋田県秋田市亀の町1-10 プレイタウンズビル4階) <2スクリーン、席、年月日開館、1996年閉館>1963年記録では1スクリーン408席。 山形宝塚劇場山形スカラ座山形県山形市七日町2) <2スクリーン、160席/140席、1959年月日開館、2003年4月13日閉館>末期10年程度宮崎合名社が運営していた。2004年同社映画興行から撤退し株式会社ムービーオン同社映画興行事業継承2008年4月26日ムービーオン経営シネマコンプレックスであるMOVIE ONやまがた開館している。 福島東宝劇場福島県福島市) <スクリーン、席、年月日開館、年月日閉館> 福島スカラ座福島県福島市) <スクリーン、席、年月日開館、年月日閉館> 福島プラザ福島県福島市) <スクリーン、席、年月日開館、年月日閉館> 宇都宮第一東宝宇都宮ニュー東宝ニュー東宝2 (栃木県宇都宮市池上町2-2中村第一ビル5階) <3スクリーン、729席、1967年開館、2007年11月30日閉館>改築前の劇場1949年開館高崎東宝劇場群馬県高崎市新紺屋町55) <1スクリーン、638席、年月日開館、2001年9月30日閉館> 高崎スカラ座東宝プラザ群馬県高崎市) <2スクリーン、席、年月日開館、年月日閉館>1920年高崎劇場として開業1941年高崎東宝映画劇場となり、その後東宝劇場スカラ座東宝プラザの3館体制となった。現在、跡地駐車場となっている。 千葉竹沢東宝劇場千葉県千葉市中央区中央1丁目11-7) <1スクリーン、席、1945年1月開館、1987年1月31日閉館>竹沢映画劇場として開業しその後東宝封切館となった現在の三井ガーデンホテル千葉位置に当たる。 新潟宝塚会館新潟県新潟市東堀通九番町1045) <2スクリーン、席、1970年開館、1992年11月29日閉館>新潟宝塚劇場(1スクリーン、712席、1940年1月1日開館)が前身東宝直営であった1963年8月1日東宝関東興行移管。さらに東宝東部興行発足時移管されている。1970年改築し新潟東宝劇場新潟スカラ座の2スクリーンとなったが、1992年下記新潟万代東宝に移転した新潟万代東宝 (新潟県新潟市) <2スクリーン、284席、1992年12月12日開館、2001年4月8日閉館>上記新潟宝塚会館から移転し開館。現在、同館の跡地英会話イーオン新潟万代となっている。 新潟万代東宝プラザ新潟県新潟市) <1スクリーン、404席、1984年12月22日開館、2001年6月24日閉館>閉館後2001年6月30日ティ・ジョイ営業譲渡し「T・ジョイ新潟万代ANNEX」としてリニューアルオープン。しかし2004年4月11日、わずか3年閉館した東宝グランド長野県長野市) <2スクリーン、席、年月日開館、2006年4月14日閉館>1981年に東宝東部興行が経営引き継いだ閉館後後継長野グランドシネマズ

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