有限会社おばけ警備保障
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/21 04:09 UTC 版)
「天魔さんがゆく」の記事における「有限会社おばけ警備保障」の解説
おばけ退治を行う会社。通称「オバケー」。会社のロゴが「モバゲー」と酷似している。法界天童の代まではおばけを実力行使で除霊していたが、法界天魔に代替わりしてからはおばけを説得して成仏させている。使用車両のナンバーは「足立 300 て 10-00」であるが、具体的な所在地については明かされていない。 法界 天魔 演 - 堂本剛 社長。代々、おばけ退治をしてきた家系に生まれ、浮遊霊、地縛霊など関係なく全てのおばけを見る能力を持つ。妖気や霊気を感じると髪の一部が立ち上がる。そして強力な霊に対し自らの体に憑依させ成仏させるという法界家相伝の能力を持っているが、除霊に一週間近くかかりその間は霊が頻繁に体を乗っ取るため、危険とされている。 究極の怖がりで幽霊現場に赴き、おばけもしくはお化けと思い込んだ人間と対峙したときに1現場に1回のペースで気絶する。そのときに他界した父親が暮らす部屋に意識が飛んでいき、おばけ退治のアドバイスを教えてもらう。気絶に関して旭に対していろいろと理由をつけて「気絶とはちがう」と言い訳をしている。ちなみに目を開けて眠ることができる。 大角いわく、高校生のころは名探偵であったらしく(第8話)、それなりの推理力を持っており、お化けとは無関係の事件をいくつか解決してもいる。霊関係以外にもいろいろな雑学を知っていて、旭が言った間違った知識や偏見を正しては謝らせている。 旭を巧みに誘導したり、自社の求人広告をゲーム会社っぽくして載せるよう指示するなど、抜け目ないところがある。 岡崎 旭 演 - 川口春奈 通称「オバケー」の会社ロゴからゲーム会社と間違えて入社してしまい、また、自分が作った借金を会社側に肩代わりしてもらっている理由で、いくら仕事内容が嫌でも簡単におばけ退治会社を退職できない。軽く驚いた時に度々「じぇじぇじぇ!」と言っている。怖がりの割にどこでも眠ることができ、一度寝るとなかなか起きない。 ちなみに採用された理由は、怖がりの天魔に変わって現場の先陣を切らせるため。おだてに弱く、毎度うまい具合に誘導されて怖い所へ先に行かされる。 小島よしお、ダンディ坂野など、ブームが過ぎた一発芸人やそのネタを好み、怖さによるストレス解消のため経費でDVDを買おうとした。 実家が豆腐屋を営んでおり、わけあって店が担保で取られそうになり闇金融に手を出したのがそもそもの借金の原因。事情を知った天魔が普通の仕事をして借金を返せばいいと一度は退職を認めるも、結局「次の仕事が見つかるまで」と戻ってきた。 大覚 慶三 演 - 皆川猿時 法界天童の時代から働く社員。天魔のことを「坊ちゃん」と呼び、何かと甘やかしてしまう。オバケーの装備品開発も担当している。AKB48のファン。旭の前に勤めていた女性社員とできちゃった結婚をしている。幽霊のことはあまり怖くないが、ゴキブリが大の苦手。天魔の性格を熟知しており、何かと衝突することのある旭との仲を取り成すなど、割と常識人である。 椋木 リカ 演 - 芹那 「オバケー」に入社したがっているが、霊が嫌うほどの高い周波数の声を有しているため、入社させてもらえない。天魔に思いを寄せており、旭を一方的に敵視する。 法界 天童 演 - 佐藤二朗 天魔の父親。「霊力の強いおばけによって殺害された」と伝えられているが、実際はその手下のおばけに驚いてショック死していた。雑誌の袋とじを必死になって開けているところを見られたために、妻に逃げられた。
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