最初の体の白血球
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 02:55 UTC 版)
「はたらく細胞BLACK」の記事における「最初の体の白血球」の解説
純白のいでたちと青白い肌は本編の白血球と同じであるが、前を胴部だけ止め胸元をはだけた丈の長いコートを着用、手袋のみ黒い、くるぶしまでの短靴を履く、日本刀型の武器を使う、といった違いがある。手袋のロゴには白血球(White Blood Cell)を表す「WBC」が描かれている。 1196● 声 - 日笠陽子 準主人公。白い長髪と巨乳、前髪に隠れた右目が特徴の好中球。 働き始めて間もないAA2153が初めて出会った白血球で、たびたび彼の窮地を救ったり、時折世界(体)の現状について教えたりもしている。AA2153から尊敬と憧れの念を抱かれており、「白血球たちも頑張っているから」というのが彼が劣悪な環境下でも働き続ける理由のひとつになっている。その一方で、白血球を信じるAA2153の気持ちが彼女に気力を与えることもある。 AA2153のことは初め「新米」と呼んでいるが、第2部からは一人前と認めて「赤血球」と呼ぶようになる。AA2153からは「白血球さん」と呼ばれている。 クールにふるまうが、元からそうした性格なのではなく、作画の初嘉屋によると「使命を全うする為にクールであろうと努める健気なお姉さん」 である。 第2部では、AA2153ら赤血球たちと一緒に別の体に輸血されて以降行方不明だったが、第17話で主人公と再会する。第30話の、歯周ポケットでの細菌との戦いで意識不明となり、その後体がオーバードース状態を経てうつになった間は昏睡状態だったが、うつから立ち直りかけた頃に意識を取り戻す。 8787、1212 声 - Lynn、内山夕実 アニメ版のオリジナルキャラクター。1196の後輩たち。8787は一本結びにした淡い紫色の髪の個体で、1212は外側にはねた青い髪の個体。 原作ではモブとして同じ容姿の好中球が登場しており、単行本第2巻の巻末おまけページや第4巻の表紙で1196とともに描かれている。 好中球 声 - 伊藤静、田中敦子 1196の上司たち。赤い髪をした司令官と、眼帯と顔に横一文字の傷跡が特徴の現場部隊の隊長。ともに淋菌のエピソードに登場。隊長は淋菌との戦いで戦死し、部下たちが見送る中で遺体が舟で流され、膿として体外に排出される。 司令官はアニメ版のオリジナルキャラクターであり、原作ではヘルパーT細胞となっている。原作ではヘルパーT細胞・隊長ともに敵を殲滅することだけを説いているが、アニメでの隊長は現場を理解していない上層部に少なからず不満を抱き、戦うことを是としつつも命を無駄にしないよう部下に告げている。
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