新疆ウイグル自治区
新疆ウイグル自治区概要 | ||
ローマ字表記 | Xinjiangweiwuerzu | |
略称 | 新 Xin | |
省都 | 烏魯木斉 Wulumuqi | |
位置 | 中国西北部に位置する。 北東部はモンゴル、西はロシア、カザフスタン、キルギスタン、タジキスタン、南西部はアフガニスタン、パキスタン、インドと隣接。 | |
面積 | 166万平方キロ余りで中国最大。 | |
気候 | 中国で、最も暑く、最も寒く、最も乾燥し、最も風の強い地域。 冬は-15度前後、夏は40度前後と年間の気温差が大きく、1日の気温差も大体15~16度前後ある。 | |
人口 | 約7805万人。ウイグル、カザフ、回、キルギス、蒙古、オロス、シボ、タジク、ウズベク、タタール、満州などの少数民族が住んでいる。 | |
主な都市 | トルファン、カシュガル、イーニン、ホータン、ハミ、アクス、クチャ、イリ、ヤルカンド、タシュクルガンなど。 | |
概要 | 北部には海抜2-3千メートルのアルタイ山脈、中央には海抜3-5千メートルの天山山脈、南部には海抜5-6千メートルの崑崙山脈などがある。中国最大の砂漠タクラマカン砂漠の面積は約32万平方キロ。 オアシス農業や牧畜業の歴史は古い。特産としてトルファン・ブドウ、ハミ瓜、イーニンリンゴなどが知られる。石油、非鉄金属、玉石などの産地でもある。 自治区に居住する主要な民族ウイグル族はトルコ系の部族がアーリア系住民と混血したもの。アルタイ語族チュルク語派に属する。 市内には黄河などの河がある。 | |
観光スポット | 高昌古城、火焔山、ベゼクリク千仏洞、サリム湖、世界第2位の高峰K2など | |
歴史 | 紀元前5000年ごろから農耕民族が住んでいた。紀元前10~7世紀には灌漑によってオアシスの集落が形成されていた。 古代には西域と呼ばれ、漢代には西域都護府が置かれた。その後突厥が一帯を支配したが、唐代に入り西州を置き安西都護府を設置。宋代は西遼地、元では両行省が置かれた。 清代に入り、伊犂将軍府を設置し、新疆と称した。1884年に正式に省として編入されたので「新しい国土」という意味で新疆と名付けられたが、ウイグル族との軋轢は絶えず、分離独立運動は最近も続いている。 |
新疆ウイグル自治区と同じ種類の言葉
自治区に関連する言葉 | 内モンゴル自治区 寧夏回族自治区 広西壮族自治区 新疆ウイグル自治区 |
固有名詞の分類
中華人民共和国の都市 | 昌邑市 赤壁市 新疆ウイグル自治区 リツ陽市 広州市 |
Weblioに収録されているすべての辞書から新疆ウイグル自治区を検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
全ての辞書から新疆ウイグル自治区を検索
- 新疆ウイグル自治区のページへのリンク