惑星カプチェランカの戦闘とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > 惑星カプチェランカの戦闘の意味・解説 

惑星カプチェランカの戦闘

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/10 01:18 UTC 版)

銀河英雄伝説の戦役」の記事における「惑星カプチェランカの戦闘」の解説

宇宙暦791年/帝国暦482年7月ラインハルト少尉キルヒアイス准尉酷寒惑星カプチェランカの帝国軍前線基地BIII(ベー・ドライ)に赴任した時の戦闘および関連した事件。なお、この戦闘描いた白銀の谷」の原作小説は、当初通常の単行本収録されていなかったが、西暦2002年3月発行徳間デュアル文庫銀河英雄伝説外伝1黄金の翼」に収録された。 ラインハルトキルヒアイス赴任あわせて基地司令官のヘルダー大佐はベーネミュンデ侯爵夫人及びグレーザー医師より秘密の指令を受ける。彼は部下共謀者のブーゲンベルヒ大尉通じてラインハルトキルヒアイス二人機動装甲車による敵情視察命じた。この車には途中で水素電池エネルギー不足するように細工がなされ、厳寒のカプチェランカで立ち往生するように仕組まれていたが、二人人生でもっとも寒い夜を乗り切り現場哨戒していた同盟軍装甲車3両を襲撃し電池ならびにデータ奪って窮地脱した。これがラインハルトキルヒアイスにとって最初の実戦戦果になった。 この時2人同盟装甲車脳波検出装置によるセキュリティOVAでは脳波コントロール操縦システム)を使用しており、操縦不可能で、移動手段喪失したことを知る。ヘルダー命じられ謀略成果確認にきたブーゲンベルヒに対してラインハルト困窮した様子演じ真意聞き出した射殺した道原かつみ版コミック黄金の翼では、ラインハルトの命を狙うクルムバッハ少佐は、同盟軍との戦いで戦死したことになっているヘルダー大佐が、実はラインハルト殺されたのではないか疑っている。また、同じくコミック本編では惑星カプチェランカと環境酷似し戦場ミッターマイヤーロイエンタール地上戦行なっていることが描かれている(OVA版では惑星カプチェランカとテロップ出されて、2人地上戦様子描いている)。 藤崎竜コミックでは、話の流れ概ね原作倣っているが、登場人物はヘルダー・フーゲンベルヒ・ベーネミュンデの3名のみとなっており。特にフーゲンベルヒは大尉から伍長階級変わりラインハルト合って以降彼に共感信頼寄せながらもヘルダー弱み握られ不本意ながら陰謀加担した好人物へと変わっているヘルダー動機も、辺境であるカプチェランカから中央への栄転約束されたためとされている)。原作同じく自分達の装甲車から食料水素電池抜き取られ2人であったが、数日後向かってきた同盟軍装甲車3台のうち2台を鹵獲するという戦果挙げるラインハルトは自らを窮地貶めた者を誘い出すため、架空救援要請基地送り確実に始末せんとしたヘルダーとフーゲンベルヒを雪原誘い出すもとよりラインハルト達の暗殺懐疑的だったフーゲンベルヒは道中ヘルダー助命願い出ていたが、ヘルダー表向き同意する口振り見せていた。到着したフーゲンベルヒは待ち構えていたラインハルト接触し、事の真相謝罪をする。だが、ヘルダー口約束を守る気など無く直後にフーゲンベルヒはヘルダーによって殺害される。フーゲンベルヒの遺体抱きかかえ、身動き取れないラインハルト向けて勝ち誇ったヘルダー照準定めるが、彼の発したアンネローゼへの侮辱ラインハルト逆鱗触れ伏せていたキルヒアイス装甲車主砲によって消し飛ばされた。

※この「惑星カプチェランカの戦闘」の解説は、「銀河英雄伝説の戦役」の解説の一部です。
「惑星カプチェランカの戦闘」を含む「銀河英雄伝説の戦役」の記事については、「銀河英雄伝説の戦役」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「惑星カプチェランカの戦闘」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「惑星カプチェランカの戦闘」の関連用語

惑星カプチェランカの戦闘のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



惑星カプチェランカの戦闘のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの銀河英雄伝説の戦役 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS