広島シティネットワーク設定前
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/31 21:33 UTC 版)
「山陽本線 (広島地区)」の記事における「広島シティネットワーク設定前」の解説
1975年(昭和50年)3月10日:山陽新幹線岡山駅 - 博多駅間開業に伴い、同区間の昼行優等列車がすべて廃止されるが、広島駅 - 下関駅間に、153系電車による快速が設定される。当時の快速の停車駅:広島駅・横川駅・西広島駅・五日市駅・宮島口駅・大竹駅・岩国駅・大畠駅・柳井港駅・柳井駅・田布施駅・光駅・下松駅・徳山駅・周防富田駅(現・新南陽駅)・防府駅・小郡駅(現・新山口駅)・宇部駅 - 下関駅間の各駅。1978年10月からは由宇停車(この時一部列車は小郡以西の各駅にも停車)、その後廿日市や小郡以西の各駅にも停車するようになった。 このほか、岡山駅・三原駅方面からの快速の設定もあった(基本停車駅は岡山駅・倉敷駅・新倉敷駅・金光駅・笠岡駅・福山駅・松永駅・尾道駅・糸崎駅・三原駅・河内駅・西条駅・海田市駅・広島駅だが、三原以東あるいは以西だけ快速のものや追加停車駅があるものも多かった)。 呉線についても、新幹線開業で昼行優等列車が廃止されたのと入れ替わりに、快速電車が設定される。停車駅は広島駅・海田市駅・呉駅・広駅・仁方駅・安芸川尻駅・安浦駅・安芸津駅・竹原駅・忠海駅・三原駅であったが、呉以西と以東でともに快速運転をするものは1978年までなかった(同年に安芸阿賀と安芸幸崎にも停車)。呉以東で快速運転するものは岡山まで快速で153系、呉以西で快速運転するものは岩国まで快速で111系での運転であった。 1982年(昭和57年)11月15日:山陽本線広島駅 - 岩国駅間にシティ電車設定。115系3000番台の投入に伴い、快速電車から153系が撤退。快速が広島駅 - 岩国駅間各駅に停車するようになる。 1984年(昭和59年)2月1日:シティ電車を広島駅 - 西条駅間にも拡大設定。 1985年(昭和60年)3月14日:新井口駅が開業。山陽本線と呉線の快速が全廃。 1986年(昭和61年)11月1日:シティ電車の運行範囲を白市駅まで拡大。 1988年(昭和63年)4月3日:宮内串戸駅が開業。 1989年(平成元年)8月11日:中野東駅・阿品駅が開業。 1991年(平成3年)3月16日:山陽本線広島駅 - 西条駅間に快速列車が10年5か月ぶりに復活し、ほぼ毎時1本運行された。可部線可部駅以南の全列車が広島に乗り入れ開始。 1993年(平成5年)3月18日:広島駅 - 西条駅間ノンストップ快速列車の運行を毎時2本とする。 1994年(平成6年)7月21日:快速「スーパーラビット」が広島駅 - 福山駅間で運転開始(毎日2往復運転・ノンストップ)。 1995年(平成7年)4月20日:「スーパーラビット」号が土曜・休日運転に変更され、運転区間が広島駅 - 東福山駅間に拡大。三原駅と尾道駅に新規停車。 1998年(平成10年)3月14日:平日朝ラッシュ時に、柳井駅・岩国駅 - 広島駅間で快速列車を運転開始。宮島口駅で緩急接続を行った。 10月3日:平日夕ラッシュ時に、広島駅 - 岩国駅・柳井駅間で快速列車を運転開始。五日市駅で緩急接続を行った。 2000年(平成12年)3月11日:前空駅が開業。 2001年(平成13年)3月3日:昼間時に広島駅 - 岩国駅間で快速運転を行う徳山駅・小郡(現在の新山口駅)・下関駅へ運行する列車を新設。広島駅 - 西条駅間ノンストップ快速列車とあわせて、広島近郊の山陽本線で運転する快速列車群に「山陽シティライナー」と名づける。上りのみ、岩国駅 - 西条駅間を快速運転する列車を設定。 10月1日:朝ラッシュ時に快速「山陽シティライナー」が2本のみ、八本松駅に新規停車。白市行最終電車を西条行に区間短縮。 2002年(平成14年)3月23日:ダイヤ改正。「スーパーラビット」号を正式に廃止。また、朝ラッシュ時、八本松駅 - 広島駅間ノンストップ快速列車を新設。 夕方ラッシュ時の広島駅 - 岩国駅・柳井駅間の快速が毎日運転化。
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