常夏とは? わかりやすく解説

とこ‐なつ【常夏】

読み方:とこなつ

【一】

一年中が夏であること。常に夏のような気候であること。「—の国」

セキチク変種多く品種があり、花は濃紅色のほか、白色絞りなど。名は、春から秋にかけて咲きつづけることに由来。《 夏》「—に浅々流れけり/青々

襲(かさね)の色目の名。「なでしこ」に同じ。

夏から秋にかけて咲くところから》ナデシコ古名

「—の花をだに見ばことなし過す月日も短かかりなむ」〈後撰・夏〉

【二】源氏物語26巻の巻名光源氏36歳源氏玉鬘(たまかずら)に心をひかれ、内大臣近江君(おうみのきみ)を探し出す


常夏

読み方:トコナツ(tokonatsu)

一年中いつも夏のような気候であること


常夏

作者高橋三千綱

収載図書ひとりだけでは愛し足りない
出版社扶桑社
刊行年月1987.8


とこなつ (常夏)

Dianthus chinensis var. semperflorens

Dianthus chinensis var. semperflorens

Dianthus chinensis var. semperflorens

Dianthus chinensis var. semperflorens

わが国へは平安時代中国から渡来したセキチクD. chinensis)」の改良品種群です。江戸時代育成され、現在では300種あまりもあるといいます矮性で、ほとんど四季咲きです。初夏から初冬にかけて、花を咲かせ続けます
ナデシコ科ナデシコ属多年草で、学名Dianthus chinensis var.semperflorens。英名はありません。
ナデシコのほかの用語一覧
ナデシコ:  信濃撫子  姫撫子  姫浜撫子  常夏  撫子・テルスター  河原撫子  浜撫子

常夏

読み方:トコナツ(tokonatsu)

マサキ別称
ニシキギ科常緑小高木、園芸植物薬用植物

学名 Euonymus japonicus


常夏

読み方:トコナツ(tokonatsu)

タツタナデシコ別称
ナデシコ科園芸植物

学名 Dianthus plumarius


常夏

読み方:トコナツ(tokonatsu)

ナデシコ科園芸植物

学名 Dianthus chinensis var.semperflorens


常夏

読み方:トコナツ(tokonatsu)

ツツジ科クルメツツジ園芸品種


常夏

読み方:トコナツ(tokonatsu)

ナデシコ一種

季節

分類 植物


常夏

読み方:トコナツ(tokonatsu)

作者 与謝野晶子

初出 明治41年

ジャンル 歌集


常夏

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/11/12 14:04 UTC 版)

常夏」(とこなつ)は、『源氏物語』五十四帖の巻名のひとつ。第26帖。玉鬘十帖の第5帖。巻名は光源氏玉鬘が常夏の花(撫子)を詠んだ和歌「なでしこのとこなつかしき色を見ばもとの垣根を人や尋ねむ」に因む。






「常夏」の続きの解説一覧

常夏

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 01:40 UTC 版)

源氏物語各帖のあらすじ」の記事における「常夏」の解説

源氏36歳6月) 夏のある日源氏夕霧若公達招き内大臣玉鬘対抗して最近引き取った娘・近江の君悪趣味無風流揶揄しその後撫子(常夏)の咲き乱れる御殿玉鬘訪ねるのだった。常夏参照

※この「常夏」の解説は、「源氏物語各帖のあらすじ」の解説の一部です。
「常夏」を含む「源氏物語各帖のあらすじ」の記事については、「源氏物語各帖のあらすじ」の概要を参照ください。

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常夏

出典:『Wiktionary』 (2021/08/21 02:44 UTC 版)

和語の漢字表記

とこなつ

  1. とこなつ参照

「常夏」の例文・使い方・用例・文例

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