差核とは? わかりやすく解説

等化子

(差核 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/29 21:36 UTC 版)

数学における等化子(とうかし、: equalizer, equaliser)は、与えられた複数の写像に対してそれらの値が等しくなるような引数全体の成す集合を言う。従って各等化子は特定の形の方程式の解集合英語版として得られる。特定の文脈では、ちょうど二つの写像の等化子を、それら写像の差核 (difference kernel) と呼ぶ。


  1. ^ Barr, Michael; Wells, Charles (1998) (PDF). Category theory for computing science. p. 266. http://www.math.mcgill.ca/triples/Barr-Wells-ctcs.pdf 2013年7月20日閲覧。 


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差核

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/08/02 13:40 UTC 版)

等化子」の記事における「差核」の解説

変数等化子(つまり、ちょうど二つ写像等化子)は差核とも呼ばれ、DiffKer(f,g), Ker(f,g), Ker(f − g) などのように書かれる最後の記法は「f, g の差核とは単に差 f − g ののことである」ことによるもので、この用語の由来でもあり、これが抽象代数学文脈後半現れる理由説明するのである。さらに言えば単一写像 f に対すは、零写像すなわち値 0 の定値写像との差核 Eq(f, 0) として定式化しなおすことができる。 もちろんこれらの議論写像が 0 の逆像となっているような代数学的な文脈でのことであって、どんな場合にも成り立つというわけではないが、「差核」という用語法他意はない

※この「差核」の解説は、「等化子」の解説の一部です。
「差核」を含む「等化子」の記事については、「等化子」の概要を参照ください。

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