デカルト閉圏とは? わかりやすく解説

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デカルト閉圏

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/10 02:04 UTC 版)

圏論において、デカルト閉(デカルトへい、英語: cartesian closed)であるとは、大雑把に言えば任意の二つの対象の直積上で定義されるが直積因子の一方で定義される射と自然に同一視できることである。デカルト閉な圏はラムダ計算の自然な設定ができるという点で数理論理学およびプログラミングの理論において特に重要である。デカルト閉圏の概念はモノイド圏に一般化される(モノイド閉圏を参照)。


  1. ^ H.P. Barendregt, The Lambda Calculus, (1984) North-Holland ISBN 0-444-87508-5 (See theorem 1.2.16)
  2. ^ S. Soloviev. "Category of Finite Sets and Cartesian Closed Categories", Journal of Soviet Mathematics, 22, 3 (1983)


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