コンマ圏
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/10 02:00 UTC 版)
圏論においてコンマ圏(こんまけん、英: comma category)とは、圏の構成法の一つを言う。特定の構成はスライス圏(slice category)とも呼ばれる。コンマ圏という名称は1963年にウィリアム・ローヴェアが句読点コンマにちなんで使用した表記に由来する[1]。
- ^ 演算子としての「コンマ」の使用は混乱を招く可能性があるため、標準表記が変更されても名称はそのままとなっている。ローヴェア自身も「コンマ圏」という用語を適切だとは考えていないという。Lawvere(1963) p.13
- ^ a b CWM(1997) pp.45-46
- ^ Sheaves(1992) p.12
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