山ノ内、扇ヶ谷、源氏山とは? わかりやすく解説

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山ノ内、扇ヶ谷、源氏山

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/07 09:59 UTC 版)

鎌倉」の記事における「山ノ内、扇ヶ谷、源氏山」の解説

山ノ内 禅宗保護した北条氏所領であったため、多く禅寺往時名残伝える。建長寺円覚寺など、鎌倉五山に列せられる格式高い大寺建ち並ぶ古都表玄関。 現在では北鎌倉呼ばれるこの一帯は、精進料理の店や茶屋建ち並び一休みする観光客賑わい見せている。数々名刹巡り鎌倉まで足をのばすのが、観光定番コース円覚寺 - 鎌倉五山第2位臨済宗円覚寺派大本山山号瑞鹿山開基北条時宗開山無学祖元東慶寺 - 臨済宗山号松岡山、開基北条貞時開山覚山尼。「縁切寺」の別称あり。著名人の墓が多い。 浄智寺 - 鎌倉五山第4位。臨済宗山号は金宝山開基北条宗政・師時、開山兀庵普寧大休正念請待開山)、南洲宏海(準開山)。 明月院 - 臨済宗山号は福源山、開基上杉憲方寺伝では首藤経俊)、開山密室守厳。「あじさい寺」として知られる長寿寺 - 臨済宗山号宝亀山、開基足利基氏開山古先印元寺内特別公開時を除き非公開建長寺 - 鎌倉五山第1位。臨済宗建長寺派大本山山号は巨福山(こふくさん)、開基北条時頼開山蘭渓道隆円応寺 - 臨済宗山号新居山、開基未詳開山智覚禅師桑田道海)とも伝えるが未詳閻魔王はじめとする十王像を安置扇ヶ谷おうぎがやつ)、源氏山 扇ガ谷から 化粧坂、そして 源氏山までは趣のある散策路続いている。現在の鎌倉駅西側一帯である。 鎌倉駅西側ノスタルジック雰囲気小売店銭湯などの残る御成通りが続き古き良き時代面影をよく残している。 寿福寺 - 鎌倉五山第3位臨済宗山号亀谷山、開基北条政子開山栄西寺内特別公開時を除き非公開英勝寺 - 浄土宗開基太田道灌の子孫で徳川家康側室であった英勝尼。鎌倉現存する唯一の尼寺浄光明寺 - 真言宗泉涌寺派準別格本山山号泉谷山、開基北条長時開山真阿重要文化財阿弥陀三尊像がある。境内地裏山にある冷泉為相墓は国の史跡薬王寺 - 日蓮宗山号大乗山、開山日像海蔵寺 - 臨済宗山号扇谷山(せんこくざん)、開基上杉氏定開山蘭渓道隆法系の空外(くうげ)とも言い寺伝では曹洞宗の僧・源翁禅師心昭空外)とするが定かでない。「十六ノ井」という中世岩窟井戸とも墓所ともいう)がある。 葛原岡神社くずはらがおか) - 祭神日野俊基1887年明治20年)頃の創建銭洗弁財天宇賀福神社 - 祭神宇賀神弁才天同一視される)。源頼朝創建という。境内奥の洞窟湧き水お金を洗うと数倍になって戻ってくるという信仰がある。 佐助稲荷神社 - 鎌倉幕府開設以前からの古社当社神霊頼朝の挙兵うながしたとされ、佐殿(すけどの、頼朝呼称)を助けたとの意で佐助稲荷名付けられた。

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