屍人・転生
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/11 16:32 UTC 版)
「タクティクスオウガの登場人物」の記事における「屍人・転生」の解説
スケルトン - 得意武器:なし 能力:死亡後に全快復活 アンデッドモンスターの一種ですでに死んでいるガイコツ戦士。そのためHPが0になっても、一定の時間を経過すると復活を遂げる。ただし、戦闘能力自体はソルジャーと同等以下で、消滅系神聖魔法(「イクソシズム」「マジックミサイル」「ジハド」「スターティアラ」など)が命中すると肉体を失い消滅(即死)するという特質を持っている。また、目標優先順位が高く(狙われやすく)、おとりとして活躍できる。なお、すでに生命活動が停止しているため「ヒーリング」系の回復魔法は無効になる。そのためアンデッドの回復手段は、水系魔法の「マーシーレイン」と、天使言語の「サッドソング」、その他回復系アイテムやスペシャル技のみとなっている。 基本的に説得で仲間になるが、暗黒系魔法「ネクロマンシー」で死亡したユニットを蘇生させることでも仲間にできる。その際のHPは生存時の50%となる。 ゴースト - 得意武器:なし 能力:攻撃魔法行使、死亡後に全快復活 霊魂だけの存在で実体を持たないアンデッド。そのため肉弾攻撃がほとんど利かない。スケルトン同様、HPが無くなっても一定の時間を経過すると行動可能となる。こちらは魔法攻撃を得意としており、また、移動属性が「ワープ+浮遊」という特殊なもので、おとりとしてはかなり使い勝手が良い。弱点は魔法防御の低さで、神聖系攻撃でなくても高いダメージを受ける。 なお、「ネクロマンシー」で蘇生する際、スケルトンとゴーストのどちらになるのかはランダムでは無く、死亡ユニットの力と知力の数値に依存する。(両方の数値が同じ場合はランダムで決定される)スケルトン同様狙われやすく、消滅系神聖魔法に弱いほか、回復魔法の効果についても同じことがいえる。スケルトンとゴーストは竜言語魔法「リーンカーネイト」でLV.1のソルジャーかアマゾネスに転生可能。能力値は転生前の数値を引き継ぐことが出来る。 リッチ - 得意武器:なし 能力:神聖系と竜言語魔法以外の全魔法行使 「死者の指輪」の力によって復活を遂げたことで更にハイレベルの能力を身につけた魔導士。そのため、神聖系と竜言語魔法以外の全ての属性の攻撃・補助魔法を行使できるようになった。人間ではなくなってしまうが、老いと老いや病気による死からは逃れられる。INTやMP等、魔導士系に必要とされるパラメータ全てが非常に高い。また防御修正も非常に優秀で、魔導士ユニット特有の打たれ弱さをある程度克服している。 外観は屍人だが、スケルトンやゴースト等のアンデッドとは違い不死身ではないため、HPが0になると死亡し、「ヒーリング」系の魔法によるHP回復も可能である。 パラメータ条件で転生可能なエンジェルナイトに比べ、「死者の指輪」の所持が転生の絶対条件のため、量産は難しい。ただ死者の宮殿深層部では説得が可能なリッチも存在する。 クラスチェンジ条件は、特定の能力値以上を満たした上で「死者の指輪」を装備したウィザード・エクソシスト・ウォーロック・ウィッチ・セイレーンが死亡するというものである。転生後、触媒となった死者の指輪は消滅する。(エンジェルナイトと違い、条件を満たしていれば確実に転生する)なお、固有の顔グラフィックを持つキャラクターを転生させた場合、ウォーレン・レポートの死亡者数にはカウントされないが、そのキャラクターは死亡扱いになる。 屍術師ニバスが戦闘中に転生した際は、通常の能力に加え「サモンダークネス」を使用してアンデッドを召喚してくる。 エンジェルナイト - 得意武器:槍 能力:神聖魔法行使、天使言語 戦士として修練を積んだ心清き女性ユニットのみ死後、転生することができる。エクソシストと同様に攻撃系神聖魔法を行使でき更に成長すると天使言語も扱えるようになる。 また、全てのパラメーターが優秀でバランスが良いため、早い段階での転生に成功するとかなり強いユニットへと成長する。なお、当然ながら通常の編成画面からクラスチェンジすることは不可能で、女性限定クラスである他、転生後はクラスが完全に固定される特性がある。 アラインメントLで、特定の能力値以上を満たしたアマゾネス、ヴァルキリー、ドラゴンテイマー、クレリック、プリースト、セイレーン、リッチ(♀)が死亡時にラックの数値分の確率で転生する。一方でリッチと違い、特別なアイテム等の触媒が必要ないため、条件を満たしていればプリーストなど回復の要となるキャラクターや、ストーリー上重要なキャラクターがプレイヤーの意思と無関係に転生する場合もある。前述の通り転生すると元に戻すことは不可能なため、そういった意味では非常に厄介とも言える。ブランタは「サモンダークネス」でエンジェルナイトを召喚するため、説得で仲間にすることも可能。
※この「屍人・転生」の解説は、「タクティクスオウガの登場人物」の解説の一部です。
「屍人・転生」を含む「タクティクスオウガの登場人物」の記事については、「タクティクスオウガの登場人物」の概要を参照ください。
- 屍人・転生のページへのリンク