屍術師
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 00:02 UTC 版)
フリードリヒ・ノルシュテイン 屍術師たちのリーダー格。常に鼻水を垂らしているため、「鼻水の旦那」と呼ばれている。 四大魔公のポータエクスの死体を所有しており、戦闘では空間に裂け目を作って敵の攻撃を回避、迎撃している。この魔術により、一度見た事があれば遠く離れた場所でも一瞬で移動が可能。しかし、地上と地獄を直接繋げる事は出来ない上に、地獄の門へも結界の影響により外側からは繋がらない。 実はアンリの兄であり、生き別れた後に悪魔たちと手を組み、これまで迫害してきた人間たちへの復讐という名目で仲間を束ねていた。本人の真の目的は「王族や貴族などの支配階級の打倒」および「屍術師による世界統治」であり、その目的のためには犠牲が出ることも覚悟の上で行動している。 その一方で無益な殺生は好まず、戦意を喪失した相手は敵であっても助けており、ドミニクを懐柔して仲間にした。 ディエゴ・ヴァレンタイン オールバックの男性。フリードリヒの相棒。常に血涙を流していることから「血涙のディエゴ」と呼ばれている。 魔力レベルは40を誇り、千里眼の魔術や血液を操作する魔術を用いる他、四大魔公のベルテクスの死体を所有している。 魔人化の魔術を用いる悪魔を従え、モアランの町民を術にかけて王都攻略の戦力にしようとしていた。千体の悪魔とともにエルバニアの廃墟を拠点にしていたが、トウカ一行にベルテクスの死体を撃破されたことで魔人化の魔術を解かれ、仲間に見限られてしまい、自身も精神体が消耗していたため、下級悪魔に為すすべもなく殺害された。が、逆に乗っ取り生きていた。ロゼリア王国に捕まっていたがフリードリヒ等がロゼリアに嵌められた際に脱出、以降屍術師パーティーに復活する。 ディアナ・フィリオン 常に汗を流しているグラマラスな美女。 魔力レベルは80であり、全人類の中で最高峰。他の屍術師と違い、地獄では拠点を築いて積極的に悪魔と戦い、魔晶石をあしらったドレスをまとい戦う姿から「深紅の女王」と呼ばれていた。氷や熱などあらゆる魔術を用いるが、中でも目線を合わせた相手を石化させる魔術と、四大魔公のニュルンフェーアの死体により触手をあらゆる場所から生やして魔術を放つ戦法を多用する。 魔物の量産をニコラに依頼する代わりに魔導生物の素材を提供する形で協力していたが、偶然賢者の島に居合わせたトウカ一行の殺害を画策。ニコラを裏切って魔導生物の指揮権を奪い、島中の魔導生物を用いてトウカやニコラ達にけしかけ、仲間の制止を振り切ってマルグリットとカイルを石化させた。しかし自身のムッチリしたフトモモに対する煩悩まみれのトウカの動きには反応することすらできず、ニュルンフェーアの死体を奪われ土下座の体勢で石化された。 石化された肉体はトウカ達に同行しているエセルが持ち歩いていた。アラードの大迷宮で襲撃してきたマリアとメリアに対抗させるため石化を解除され、ニュルンフェーアの死体を出現してマリアとメリアを圧倒した。自分を破ったトウカに心酔しており、求愛している。 キューゲン・オールグレン フードをかぶったツインテールの少女。常に風邪気味で高熱と咳に苛まれている。 剣を扱う他、四大魔公のサイカリアスの死体を所有しており瞬間移動の魔術を用いる。 賢者の島でカイルと敵対するが、決着が着かず、ディアナに対しても深入りしないよう忠告したが、聞き入れられず撤退した。 ヴィクター・ヨーゼフ 全身を覆うフードを被っており、仲間にすら素顔を知られていない。 王族と奴隷階級の死体をつなぎ合わせようとするなど、屍術師の中でも特に歪んだ倫理観を持っている。フードの中から多数の魔物の死体を出現させ、屍術で操作し戦わせている。 賢者の島でマルグリットと敵対するが、決着が着く前にキューゲンに制止されて撤退した。
※この「屍術師」の解説は、「勇者が死んだ!」の解説の一部です。
「屍術師」を含む「勇者が死んだ!」の記事については、「勇者が死んだ!」の概要を参照ください。
屍術師(ネクロマンサー)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 00:02 UTC 版)
「勇者が死んだ!」の記事における「屍術師(ネクロマンサー)」の解説
屍術を用いる人間。遠い昔、地獄に閉じ込められた人間の末裔であり、白い髪と赤い瞳は地獄の環境に適応する中で変化したもので、心臓が魔晶石でできている。また、倫理観が歪んだ者が多く、死者を悼む感情が無い。
※この「屍術師(ネクロマンサー)」の解説は、「勇者が死んだ!」の解説の一部です。
「屍術師(ネクロマンサー)」を含む「勇者が死んだ!」の記事については、「勇者が死んだ!」の概要を参照ください。
- 屍術師のページへのリンク