ニバス・オブデロード(屍術師ニバス)
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「タクティクスオウガの登場人物」の記事における「ニバス・オブデロード(屍術師ニバス)」の解説
ガルガスタン軍の魔術師。出身地、実年齢共に不明だがガルガスタン人ではあるらしい。ガルガスタン占領時のアルモリカ地方監督官となるがヴァレリア島の民族紛争には全く興味が無いらしく、任務などはすべて部下に任せて労力と時間の全てを不老不死の研究に費やしているため、人前に姿を現すのは稀であった。彼の知識は高名な賢者にも匹敵するが、ネクロマンサーとしての研究のために死者の肉体と魂を利用しており、この世界では「死者を弄ぶ邪悪な存在」である。それが故か、軍の中でも浮いた存在であったが、直属の部下である「恍惚のモルドバ」(ガルガスタン軍のウィッチ。固有名は持つが固有の顔は持たない)など、少数ながら彼の信奉者は存在していた。軍の中での階級等は明らかにされていないが、アルモリカ地方の監督官に任命されていた点やザエボスが彼を「ニバス様」と敬称で呼んでいる点からすれば、ある程度の地位にはついていた模様。彼の不老不死にかける執念は並々ならぬ物で、物語中盤以降は完全に人前から姿を消して研究の熟成を図っていたとされる。デニム達との戦いで敗北するが、最後の手段として用意していた「死者の指輪」を使いリッチとして復活を果たす。リッチになることは、人間であることをやめなければならないためできれば実行したくなかったようである。本人は不老不死の肉体を得たと思い込んでいたが、死者の宮殿最深部におけるデニム達との最終決戦で死亡した。Nルートにおいては自らの子達と共にストーリーに非常に深く関わってくる人物である。そのため、本来Nルートの意味は「ニュートラルルート」だが、プレイヤー達はしばしば「ニバスルート」と呼ぶ。C・Lルートでは進め方によっては1度も対峙しない場合もある。
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