宇井純とは? わかりやすく解説

宇井純

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/16 05:51 UTC 版)

宇井 純(うい じゅん、1932年昭和7年)6月25日 - 2006年平成18年)11月11日)は、日本環境学者公害問題研究家。専門は下水道。畜産排水技術の研究開発で実績がある[2]沖縄大学名誉教授。富田八郎のペンネームで水俣病を告発し、新潟水俣病訴訟や公開自主講座「公害原論」でも活躍した。


  1. ^ a b 鬼頭秀一, p. 3.
  2. ^ a b 宇井純 2003.
  3. ^ a b 水俣学講義 2004, pp. 63–64.
  4. ^ 熊本日日新聞1959年7月23日「有機水銀の中毒、水俣病の原因 尿や魚介から検出、熊大研究班、全員一致して発表」”. 新聞記事見出しによる水俣病関係年表1956-1971. 熊本大学附属図書館. 2021年9月16日閲覧。
  5. ^ 田㞍雅美 (2015年10月15日). “第14期 水俣学講義4回目 「胎児性・小児性水俣病患者 放置された人々」”. 熊本学園大学 水俣学研究センター. 2021年9月15日閲覧。
  6. ^ 宇井純「環境社会学に期待するもの (<小特集>環境社会学へのまなざし)」『環境社会学研究』第1巻、1995年9月1日、96-99頁、NAID 110008726721 
  7. ^ a b c 水俣事件と桑原史成の略年表(1906-2013年)熊本学園大学水俣学研究センター
  8. ^ a b c 朝日新聞1995年5月27日、特設ニュース面、29頁。
  9. ^ 新・宇井純物語 盛大に告別式環っ波
  10. ^ 国会図書館のデータベースによる。
  11. ^ 池田光穂「研究史 で追いかける水俣病事件」熊本大学附属国際人文社会科学研究センター
  12. ^ 朝日ジャーナル 1985d.
  13. ^ 水俣学講義 2004, p. 105.
  14. ^ 野上隆生「水俣病報道の責任-全国紙の役割から-」熊本学園大学水俣学研究センター
  15. ^ 宇井純「天声人語 : 「公害原論」終論」『沖縄大学』第5号、沖縄大学地域研究所所報、1991年9月26日、38_a、NAID 110000485679 
  16. ^ こうした活動は大学当局にとっては非公認の活動であったが、外部からは、同時期に都市工学科の助手だった中西準子とともに「東大都市工学科の良心」とみなされることもあった。
  17. ^ 原田正純編著『水俣学講義』日本評論社、2004年3月31日、239-240頁。 
  18. ^ 第16期 水俣学講義「胎児性・小児性水俣病患者~被害を訴え続ける~」熊本学園大学水俣学研究センター
  19. ^ 第101回国会 運輸委員会 第4号”. 国会会議録検索システム (1984年4月13日). 2017年9月28日閲覧。
  20. ^ 伊藤睦 編『三里塚燃ゆ―北総台地の農民魂』平原社、2017年、208-209頁。
  21. ^ 『朝日新聞』1979年2月23日、21頁、「私もやります '79都知事選」。
  22. ^ 『朝日新聞』1979年2月23日付夕刊、10頁、「学者・文化人・タレント…『応援団』勢ぞろい」。
  23. ^ 新崎盛暉「宇井さんと沖大」『沖縄大学紀要』第15巻、沖縄大学教養部、1998年3月1日、31-33頁、ISSN 03884198NAID 110004622053 
  24. ^ 宇井純氏=沖縄大名誉教授」『読売新聞』、2006年11月11日。
  25. ^ 宇井純「ベトナム産業公害調査旅行報告 (1993/8)」『沖縄大学地域研究所所報』第8巻、1994年3月20日、1-7頁、NAID 110000485690 
  26. ^ 宇井純「ニカラグア・レオン市下水道調査報告」『沖縄大学地域研究所年報』第8巻、27-50頁、NAID 110000486480 
  27. ^ 宇井純 & 2003-03.
  28. ^ 沖縄環境ネットワーク世話人 宇井純「平和と環境の立場から世界に発言する 国際環境NGOフォーラム」『自主・平和・民主のための広範な国民連合 月刊『日本の進路』2000年5月号』2000年5月。 
  29. ^ 「九条科学者の会」呼びかけ人メッセージ”. 九条の会 (2005年3月13日). 2014年3月7日閲覧。
  30. ^ 宇井 純さん(うい・じゅん=沖縄大名誉教授、環境科学)」『北海道新聞』、2006年11月11日。
  31. ^ 「特集 ボランティアとして生きる ―宇井純さんを偲んで」『日本ボランティア学会学会誌』2006年度、2006年、67-126頁、NAID 40018866952 
  32. ^ 追悼特集 宇井純」『技術史研究』第76号、2007年6月、2-26頁。 
  33. ^ 宇井純さんを悼む」『季刊軍縮地球市民』第7巻、2007年、8-18頁。 
  34. ^ 宮内泰介 2007.
  35. ^ 宇井純「技術者の歴史観」『沖縄大学紀要』第6巻、1989年3月31日、19-24頁、NAID 110004622098 
  36. ^ a b 高良有政「ノーベル賞を超える歴史的業績」『沖縄大学地域研究所年報』第17巻第3号、2003年3月31日。 (<特集>宇井純初代所長退職記念)


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