姨捨山とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 > 姨捨山の意味・解説 

うばすて‐やま【姨捨山】

読み方:うばすてやま

【一】おばすてやま

【二】(「姥捨山と書く)役に立たなくなった老人を山に捨てたという伝説から、組織などで、年をとってあまり役に立たなくなった人を移しておく部署地位のたとえ。


おばすて‐やま〔をばすて‐〕【姨捨山】

読み方:おばすてやま

長野県千曲(ちくま)市にある冠着(かむりき)山の別名。標高1252メートル古くから「田毎(たごと)の月」とよばれる月見名所更級(さらしな)に住む男が、山に捨てた親代わり伯母を、明月輝き恥じて翌朝には連れ戻し行ったという、姨捨山伝説知られる。[歌枕

「わが心なぐさめかねつ更級や—に照る月をみて」〈古今・雑上〉


おばすてやま 【姨捨山】

姥捨山

姨捨山

読み方:おばすてやま

  1. 小石川豊川町日本女子大学異名不美人が多い処といふ意より来る。
  2. 女子大学のことをいふ。老嬢多く集つて居るから起つのである
  3. 老嬢多くいるところ、特に女子大学を罵嘲した語。信州姥捨山故事をもじつたもの。
隠語大辞典は、明治以降の隠語解説文献や辞典、関係記事などをオリジナルのまま収録しているため、不適切な項目が含れていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

姨捨山

読み方:オバステヤマ(obasuteyama)

初演 享保14.1(京・吉太郎座)


冠着山

(姨捨山 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/03 15:15 UTC 版)

冠着山(かむりきやま)は、長野県千曲市東筑摩郡筑北村にまたがる。標高 1,252メートルで、長野盆地南西端に位置する。幾つかの呼び名があり、「冠山(冠嶽)」「更科山」「坊城」とも言われる。俗称は姨捨山(おばすてやま・うばすてやま)。古称は小長谷山(小初瀬山・小泊瀬山、おはつせやま)。


注釈

  1. ^ 冠着橋付近?

出典

  1. ^ 周辺の山・冠着山(姨捨山)長野の地質見どころ100選
  2. ^ 田中邦雄; 下平眞樹; 遠藤忠慶; 熊井深志「長野県聖山南麓の新第三系 ―特に堆積相と構造運動について―」『信州大学環境科学論集』第6巻、32-35頁、1984年http://www.shinshu-u.ac.jp/group/env-sci/Backnumber/Vol06/06-07.pdf 
  3. ^ 公民館報ちくま 平成23年4月1日” (PDF). 千曲市公民館運営協議会. 2016年11月3日閲覧。
  4. ^ 姨捨山”. 千曲市観光ガイド. 2014年7月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年5月23日閲覧。
  5. ^ 『日本古典文学全集』(小学館)での段数。


「冠着山」の続きの解説一覧


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「姨捨山」の関連用語

姨捨山のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



姨捨山のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
中経出版中経出版
Copyright (C) 2024 Chukei Publishing Company. All Rights Reserved.
皓星社皓星社
Copyright (C) 2024 株式会社皓星社 All rights reserved.
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの冠着山 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS