天魔波旬の勢力
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/20 21:48 UTC 版)
天魔波旬(てんまはじゅん)/ 志村時人(しむら ときひと) 時生の兄が時人、その時人の体と同化しているのが天魔波旬である。守護家祆魔の継承式の日に、両親もろともその場にいた人間を皆殺しにした過去を持つ。瞳孔は星型。どのような能力を持つかは不明。 本来21代目の志村家当主は彼だったが、波旬と同化した為魔道に堕ちた。世界を祅魔の手に落とそうと企んでいる。 志村時人は21歳。魔道に堕ちる前は、一燈とは親友の関係にあった。 開明(カイメイ) 祅魔の長的存在で波旬の忠実な部下。本来足がある部分にも手があり、計4本の腕を持つ。白澤のようなフードを被り、顔は暖簾のようなもので隠れている。巨大な巻物を所持。千里眼でありとあらゆるものを見通す。「弌」クラス。 熾凶(シキョウ) 身の丈ほどもある鎌を持った少年の祅魔。四凶の一人「キュウキ」の体内に潜んでいた。4000年の眠りについていたが故古い破壊呪文などを使用するが、その威力は絶大。クラスは不明だが饕餮をもしのぐ祅力を持ち、近辺に転がっていた饕餮の測定器が爆発するほど。 渾沌(コントン) 四凶の一人。犬の顔に髭が生えた祅魔。鋭い杭を握りこんだ拳をあしらった金属製の杖で戦う。細身家へ向かうが、透侍の使う雷切によって一瞬で切り裂かれ、熾凶によって自爆させられた。「肆」クラス。 檮杌(トウコツ) 四凶の一人。セクシーな姿の女性の祅魔。細身家へ向かう途中七尾と鉢合わせする。風使いで空気で攻撃をガードしたり、風の刃で敵を切り裂く。リミッターを外すと恐ろしい形相に変わり爪が長く伸びる。最期は銀星の能力で、背後からバイクをぶつけられ爆死した。「肆」クラス。 窮奇(キュウキ) 四凶の一人。巨大な牙の生えた獣の祅魔。饕餮と共に倉持家に襲来する。自身曰く、百の武術をマスターしているとのこと。時生の鉄扇で一撃で倒された挙げ句、熾凶が出てくる際、腹を破ったため、絶命。 饕餮(トウテツ) 四凶のリーダー。眼鏡をかけた厳つい老人の祅魔で、集めたデータをもとに戦う頭脳派。パワータイプでもあり、リミッターを外すと筋骨隆々の化け物へと変身し、目からはレーザービームも発射する。荒九年に毒を与えた張本人。窮奇と共に倉持家に襲来する。時生が止めた娑伽羅王の槍で身体を貫かれて死亡。普段は「肆」クラスで、リミッターを外すと「弎」クラスになる。 荒九年(アラクネ) 蜘蛛に似た姿をしていて、八肢の縞模様が特徴的。吐く糸は強力で、絡みとられれば一巻の終わり。「捌」クラス。 白澤曰く「荒九年は毒を持たない」が、志村家に現れたこの荒九年は何でも溶かす強力な毒を持つ。また身体を潰されても再生する。 志村家の結界を破り、時生を粘糸で絡めとって動きを封じるが、得意の毒が効かないままカトブレパスに倒される。 以津真天(イツマデ) 鳥型の祅魔。幼児の顔、蛇の尾を持ち、口から火炎を吐く。火属性の攻撃に対しては結構タフ。「イツマデ」と鳴く。「伍」クラス。 一橙と空中戦と火力戦を繰り広げ、ミーコの左肩に七歩蛇の呪を残したが、最後は閃焔殺によって倒される。禍羅火(マガラビ) 呪いの言葉を炎の球に換えて口から吐き出す。 骸黒十字(むくろじゅうじ) 十字の形をした強力な怨炎。少し触れただけでも魂を焼かれて死ぬ。 七歩蛇(しちほだ) 特殊な術により以津真天と合体していた蛇型の祅魔。唾液をかけられた者は死の呪いを受け、「七歩」歩くと死んでしまう。七歩蛇の呪(シチホダのジュ) 唾液を媒介とした呪いの刻印。この呪いを受けてからきっかり七歩歩くと死んでしまう。
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