大空組関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/06 05:28 UTC 版)
「ストップ!! ひばりくん!」の記事における「大空組関係者」の解説
大空 ひばり(おおぞら ひばり) 本作の主人公。耕作が大空家に越してきた直後から猛アタックをかける。一見美少女にしか見えないが大空家の「長男」であり、ひばりが男の子であることは家族や一部関係者以外には知られていない。知力体力とも抜群の優等生で、成績は常にトップ、才色兼備の学園のアイドルとして生活を送っている。なお、自身が男だという自覚は一応ある模様。 坂本 耕作(さかもと こうさく) 本作におけるもう一人の主人公であり語り部。成り行きで大空家の一員として生活することになる。アブノーマルなひばりのアタックに苦悩する、根は優しく一本気で純情な九州男児(熊本県出身)。強くなるためボクシングに入部し、マネージャーの可愛理絵が好きになる。お酒に弱く酒癖が悪く、その勢いでひばりの正体をばらそうとした事もある。ひばりを男の子とは知りつつも、次第に、ひばりを意識するようになる自分に戸惑うようになる。 大空 いばり(おおぞら いばり) 関東大空組組長にして大空四姉妹(?)の父親。組の唯一の跡取りであるはずのひばりの奇行に日々心労が絶えない。かつて耕作の母に惚れていたが、結婚相手がマタギと知って「自分は所詮ヤクザ。堅気のマタギには敵わない」と身を退き、彼女の死後孤児となった耕作を引き取る。心臓に持病があり、興奮し過ぎたり強いショックを受けると発作を起こし倒れるが、その都度怪しい薬(鎮静剤ではなく覚醒剤や自白剤など)を打たれ、奇行を起こすがいつの間にか回復している場面が多い。猫舌。 自白剤を間違えて打たれた時に『クックロビン』の殺害をほのめかしている(※『パタリロ!』からのアンサーギャグ)。 大空 つぐみ(おおぞら つぐみ) 大空家長女。美人。駆け出しのイラストレーターで、早くに母親を亡くしている妹弟たちの母親代わりとして世話をしている。大空組と敵対する海牛組の組長の息子と恋に落ち、両家から猛反対され駆け落しようとするが、相手が実家を恐れ待ち合わせ場所に来ずに逃げ出した上、親が勧めた他の女性と結婚してしまい、失恋してしまう。 大空 つばめ(おおぞら つばめ) 大空家次女で、ひばりの2歳年上の美人。ヘアスタイルと目の色以外はひばりと瓜二つだが、男子生徒にもてている様子はない。ひばりが女の子として学校に通うのを苦々しく思っているが、男だと知れると自分も迷惑を被るので、身体検査などでひばりの正体がバレそうになると、変装して身代わりをしている。 大空 すずめ(おおぞら すずめ) 大空家三女。おませな小学生。ヒラメ顔の男を見ると泣き出す。いばりが発作を起こすと怖がって泣き、いばりは死んだら地獄に落ちると思っている。 サブ 関東大空組若頭。つぐみに惚れている。非常な男気の持ち主で、つぐみにも想いを打ち明けず、無骨ながら見守っている。 政二(せいじ) 関東大空組組員。強面だが気が小さく喧嘩も弱い。耕作及び大空家の世話係として行動。朝、奇抜な格好で耕作を目覚めさせ、驚かす事を生き甲斐にしている。 ひばりの母 関東大空組先代組長の一人娘でつぐみに似ている。いばりを婿に取る。いばりに耕作の母・春江の写真をおさめるアルバムを贈るなど、心優しい女性。すずめを生んでからまもなく他界する。
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