夜空 (五木ひろしの曲)とは? わかりやすく解説

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夜空 (五木ひろしの曲)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/26 05:31 UTC 版)

「夜空」
五木ひろしシングル
B面 テール・ランプ
リリース
ジャンル 演歌
時間
レーベル ミノルフォン
作詞・作曲 山口洋子(作詞)
平尾昌晃(作曲)
ゴールドディスク
チャート最高順位
  • 4位(オリコン
    1974年度年間19位(オリコン)
五木ひろし シングル 年表
狼のバラード
(1973年)
夜空
(1973年)
別れの鐘の音
(1974年)
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夜空」(よぞら)は、1973年10月に発売された五木ひろしのシングルである。「あなたの灯」から4作ぶりのオリコンでのBEST10入りとなった。

解説

本曲は1973年12月に日本レコード大賞を受賞した。しかし同年末の日本歌謡大賞第24回NHK紅白歌合戦では、「ふるさと」の方が歌われ、「夜空」は披露されなかった。五木によるとこれは歌謡大賞を沢田研二の「危険なふたり」が取ったので、レコード会社が急きょレコ大に向けて勝負曲を「夜空」に切り替えたためとしている[1]。日本レコード大賞受賞曲が『NHK紅白歌合戦』で歌唱されなかったのは、この時が初めてであった。なお「夜空」は、五木のデビュー35周年記念として、1999年末の『第50回NHK紅白歌合戦』で紅白初披露された。さらに、2017年末の『第68回NHK紅白歌合戦』では、同年7月に79歳で他界した作曲家・平尾昌晃への追悼を込めて、紅白にて18年振り2回目の歌唱となった。

1986年8月中旬までのシングルの累計出荷枚数は81.0万枚(徳間ジャパン調べ)[2]で、同時点で五木のシングルとしては歴代5位のヒットとなっている(デュエット曲を除く)[2]

本曲が発売された頃からハンドマイクが普及し、五木の特徴である「ボクシングの構えを模した振り付け」が行われるようになった。また台湾でもヒットしたが、同地では作曲者が平尾昌晃ではなく「日本国」とされている[3]

2008年に米国出身の演歌歌手ジェロがアルバム『COVERS』でカバーしている。マレーシアでは張少林によって『情茫茫』のタイトルで客家語カバーされている。またシンガポールでは黃清元によって同タイトルでカバーされている。

フジテレビの『ものまね王座決定戦』で清水アキラが「五木~五木ひろしだよ」とものまねをしていた。

収録曲

  1. 夜空(3分1秒)
  2. テール・ランプ(3分37秒)

価格

  • 発売当時の値段は500円

カバー

  • 角川博(2023年、シングル「大阪とおり雨」カップリング曲)
  • おかゆ(2023年、アルバム『おかゆウタ カバーソングス3』収録

脚注

  1. ^ 【あの時・日本レコード大賞<6>】五木ひろし、勝負曲「夜空」に急きょ変更 - スポーツ報知 2019年12月21日
  2. ^ a b 「『よこはま・たそがれ』ヒットから16年 2000万枚」『読売新聞』1986年9月25日付夕刊、10面。
  3. ^ 週刊現代』2014年6月14日号p.162-165 週現「熱討スタジアム」『五木ひろしの「よこはま・たそがれ」を語ろう』より、五木談)

外部リンク



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