外国との提携とは? わかりやすく解説

外国との提携

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 05:50 UTC 版)

岡田茂 (東映)」の記事における「外国との提携」の解説

1974年『樺太1945年夏 氷雪の門』あたりからソ連モスフィルムとの付き合い始まりモスフィルム所長ニコライ・シゾフとの共同製作1980年甦れ魔女』を製作。この後、シベリアオオカミを主人公にした映画、という岡田企画8年越し実現したのが1990年の『オーロラの下で』。 詳細は「オーロラの下で 」を参照 その後モスフィルム提携して合弁会社「トーモス」を設立東映太秦映画村モスクワ版を作るというプロジェクト進めたその後詳細不明モスフィルムの3700本の日本上映権1990年9月契約した1974年アメリカワーナー・ブラザースロバート・ミッチャム高倉健主演シドニー・ポラック監督映画化したザ・ヤクザ』は、東映京都撮影所製作されたが、ワーナーから高額なレンタル料をふんだくった。ワーナーは「日本エコノミック商法は“カミカゼ”なみだ。日本映画界の仁義ってそんなものか」と憤慨していたという。この映画エグゼクティブ・プロデューサー俊藤浩滋であるが、監督シドニー・ポラック日本人馬鹿にして、ポール・シュレイダー脚本書いていた仁義義理といった日本的形式全部追いやりメロドラマにした。ポラックと俊終始仲が悪くすったもんだのあげく映画完成岡田判断配給東映行ったブルース・リーの4本しかない主演映画日本公開順では最後となったドラゴンへの道』の日本での配給巡り1974年東宝東和激し争奪戦展開し池玲子人身御供"にして同作獲得成功した詳細は「ドラゴンへの道」を参照 岡田設立した東映洋画部は新参のため、西ドイツ映画性医学 幸福へのカルテ』を皮切りとして、当初ポルノ映画専門手掛け1973年の『淫魔』は初の立体ポルノとして話題呼び、『世界悶絶トルコ風呂』の大ヒットカトリーヌ・ドヌーヴ主演の『昼顔』のリバイバルヒットと後、この『ドラゴンへの道』の大ヒットにより洋画部大きく飛躍した1975年東南アジア映画祭(現・アジア太平洋映画祭)でジャカルタ行った際、同じ代表団団長同士というので香港ショウ・ブラザーズ邵逸夫仲良くなり、その後提携発展した当時香港『仮面ライダー』物凄く人気呼んでいて、邵は子供物に非常に興味示し動画アニメ)に手をつけたいから応援してくれ、と言われたが「動画はあまり得にならんよ」とアドバイス贈った香港人件費が安いからと邵は動画をやりたがっていたという。三上陸男村瀬継蔵ショウ・ブラザーズ招かれたのはこの流れ思われる。邵は映画村にも興味持ち撮影所のわきに作りたいからと岡田指導要請してきたが、タダ知恵売れないノウハウ輸出してやろうと答えたという。 ジャッキー・チェン日本最初に劇場公開された主演映画ドランクモンキー 酔拳』は、先のゴールデン・ハーベスト東映ポルノ注目してコンタクトしてきた流れから製作の呉思遠東映売り込みに来たものという。同作1979年に『トラック野郎・熱風5000キロ』との2本立て公開され大ヒットしたため立て続け主演映画公開され日本でジャッキーフィーバーが巻き起こった。なお、売り込んできたジャッキー映画のうち、『新精武門』(『レッド・ドラゴン/新・怒りの鉄拳』)だけは岡田が「誰がこんなもん、見るの?」ということで買わなかったという。このため本作劇場未公開である。

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