壬氏の関係者とその親族
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「薬屋のひとりごと」の記事における「壬氏の関係者とその親族」の解説
高順(ガオシュン) 声 - 津田健次郎(ドラマCD) 壬氏付の武官。36歳。(高順は宦官名であり、本名は不明・9巻時点) 代々皇族を守護する一族の一人でもある。その役割もあり、皇帝・阿多とは幼少時は共に後宮内で遊んでいた幼馴染にあたる。 守役として幼児期から壬氏に仕えており、主人に振り回されながらも忠義に熱い苦労人。猫猫のことを「小猫(シャオマオ)」と呼ぶ。 壬氏と同様に実は宦官ではないが、後宮に出入りする関係から間違いがあってはならないよう男性機能を減退させる薬を常用している。この薬は使い続けると男性機能が完全に失われるリスクが存在するが、本人は16歳で結婚しており後述の馬閃含めて3人の子がおり、長男および長女にもすでに子(高順にとっては孫)がいるため構わないと考えている。妻は年上で壬氏の元乳母。表向きは女帝の怒りを買い、本来の名前を捨て宮刑として宦官にされたことになっている。 水蓮(スイレン) 声 - 新田京助 壬氏付の初老の侍女。もとは壬氏の乳母で、現在の皇帝を身籠った皇太后を守り抜いた伝説の侍女でもある。 壬氏の母親のように周囲の面倒を見てきた。高順とともに壬氏の正体を知る数少ない人物。 馬閃(バセン) 高順の息子で壬氏の乳兄弟。19歳→21歳。壬氏とは同い年であり幼少期からの幼馴染。王宮の武官。高順ともども壬氏に振り回される苦労人。姉と兄がいるが彼のみ独身。 幼いころから痛覚が鈍いため常人ではない身体能力を発揮する反面、自分自身の怪我にも気づかず行動しがち。精神的にも肉体的にも鈍感。 幼いころの体験から「女性らしい女性」が苦手だが、猫猫に対しては普通に接している。作中の事件で里樹妃と縁が出来て意識するようになり、上級妃から追放された里樹と再会した際、たまたま孵化した家鴨になつかれ、彼女との思い出の共有の意味合いもあり「舒鳧(ジョフ)」と名付けて連れ歩いている。 馬良(バリョウ) 高順の息子で馬閃の年子の兄。二人並ぶとそっくりで身長もほぼ同じだが、猫背で顔色が悪い分やや小さく見える。 科挙に進士として合格するほどの秀才だが、身体が弱い上に人見知りが原因でせっかく任官した仕事を辞めたことがある。既婚者で一児の子持ち。 麻美(マーメイ) 高順の娘で馬閃、馬良の姉。 弟たちが父親似なのに対し、彼女は母親似。かつては父である高順を毛虫を見るがごとく嫌っていたが、最近はそこまではひどくない様子。 馬良ほどではないが事務能力に長けており、補佐に回ることで最大限にその力を発揮する。 結婚相手は8歳のときに12歳年上の馬の血筋の武官を旦那にすると宣言し、8年後そのとおりに結婚して二児を設けた。結婚後も馬の本家に住み、実子とともに弟夫婦の子も育てている。 桃美(タオメイ) 高順の妻。馬閃、馬良、麻美の母。高順より6歳上の45歳。片目を失明している。 壬氏の乳母。9巻から侍女をしている。三人の孫あり。 馬良の妻、雀とは案外仲良くやっている模様。 元々は、馬の家の跡取りの許嫁で馬の家の実務にも携わっていたが、跡取りが廃嫡され傍系の高順が養子で入ったので、高順と結婚した。 雀(チュエ) 馬良の妻。22歳。一児の母だが、子育ては麻美に任せている。 8巻から壬氏の侍女をやっている。 水連を大姑と揶揄し、西都では猫猫の護衛も兼ねる。 お調子者でよくボケるが、諜報を得意とする一族の出身。馬良とは政略結婚。
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