園田家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 14:10 UTC 版)
「家なき子 (1994年のテレビドラマ)」の記事における「園田家」の解説
園田 真弓(そのだ まゆみ)〈12〉 演 - 西田彩香 園田家の長女で、すずとは従姉妹同士でもあり同級生(1982年5月頃生まれとみられる)。性格は母の京子と似た面があり、大人の前では優等生ぶってはいるが、すずへの軽蔑心、片島への淡い恋心などから、子分と共に、便所に落とした握り飯をすずに無理やり食べさせようとするなど、すずに暴力を振るう等、同級生らの前では性格の悪さを隠そうとしない。家では母から溺愛を受ける兄に対して嫉妬を覚え、母にすずの中傷を吹き込んでいた。第4話のステージ上での一件の後、母京子の実家に連れられていった。 園田 公昭(そのだ きみあき) 演 - 篠原俊晴 園田家の長男で、すずとはいとこ同士となる。中学生に該当する年齢だが、小学校入学直後に事故に遭い下半身不随・車椅子生活となってからは、母の京子によって監禁のような状態で家に閉じ込められ、学校へ通う事はなかった。外の世界をほとんど知らずに育ったが、心優しい性格の少年で、すずに心を開き、「外出させて欲しい」と依頼。しかし追って来た京子に自立を宣言した直後に誤って崖から転落死した。 園田 京子(そのだ きょうこ)〈40〉 演 - 小柳ルミ子 すずの外縁の伯母。経済的困窮などもあり、すずを疎んだり、やる気のない和夫を「役に立たない」等、罵倒していた(ただし工場経営は、和夫以上の努力をしている上、子供達からも母親として認められている)。片島に色目を使い、豪華な弁当を作り、真弓に届けさせるなどを始め、好色家である事を理由に、すずから「お色気ばばあ」と嘲笑される。同時に息子の公昭を溺愛。娘に「兄ほど愛されてない」と嫉妬させてしまう。公昭の死にショックを受け逆上して、すずを刺殺しようとした。のちに和夫の計画に加担したことですずの怒りを買い、第4話の学芸会のステージ上でこれまで関係した男との写真をばらまかれ、同時に悪事が発覚し警察へ連行。その後、和夫と離婚し真弓を連れて実家に帰省。 園田 和夫(そのだ かずお)〈42〉 演 - 小倉一郎 陽子の実兄であり園田家の主。自宅で缶製造の工場を経営するが、やる気は全く見られず、たびたび京子から罵倒を受けている。すずを思いやる優しい伯父に見えたが、実は様々な問題を持ち込む陽子を疎んでいて、事故に見せかけて殺害し、保険金を受け取り、罪を京子に着せて愛人と駆け落ちする計画を立てていた事をすずに知られる。そして学芸会のステージ上で京子と大喧嘩を展開した他、陽子への殺人計画を口走った。この時にすずの陰謀と同級生らの手違いでマイクの音源が入っていた為、話の内容すべてを学校関係者に聞かれてしまう。同時にすずの仕組んだ下着泥棒の罪を着せられ警察に連行される。その直後に離婚(この時、自分を逮捕に来た警官の一人が京子と不倫していた事を知る)。のちに「友人の仕事を手伝うために地方へ引っ越す」「すずの世話が出来なくなってしまった」と電話で陽子に伝えた。
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