和楽器同好会のメンバー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/31 20:14 UTC 版)
「なでしこドレミソラ」の記事における「和楽器同好会のメンバー」の解説
音古間 美弥(ねこま みや) 担当楽器:三味線 本作の主人公。自身も認める地味で面白みのない中学時代を過ごした結果、卒業文集のアンケートで「クラスで一番地味なのは?」など不名誉な3部門でトップを獲得してしまったことにショックを受け、高校入学を期に髪を金髪に染めるなど大きくイメチェンをはかる。それでも内面までは変わることができず、自身が熱中できるものを見つけられずにいたところ、陽夜に連れられて参加した「AWAYUKI」のライブで和楽器の魅力に惹き込まれ、三味線奏者としての道を歩き始める。前出の経緯からギャルめいた外見をしているものの性格は極めて真面目で計画的に物事を進めるタイプ。 竹海 陽夜(たけみ ひよ) 担当楽器:尺八 美弥のクラスメイトで美弥を和楽器の世界へと導いた張本人。小学生のころに隣の家から聞こえてきた尺八の音に魅了されるも、なかなか趣味を理解してくれる友人に巡り会えず、長年一人で練習を重ねていた。高校では和楽器バンドを結成すべく入学と同時に手あたり次第に勧誘を行っており、その一環として小遣いをはたいてチケットを買った「AWAYUKI」のライブに美弥を誘い、初めての和楽器友達となった。高校入学時点で約6年の演奏経験があり技量は確かな一方で、そのほとんどが独学によるものであることから美弥に学習を促されるまでは楽譜を読むこともできなかった。物事を深く考えず思いつくままに行動する傾向があり、そのことを指してピヨコ頭とも称される。 兎川 香乃(とがわ かの) 担当楽器:十三絃箏 美弥や陽夜の同級生。実家は箏教室と共に和楽器の生演奏を聴くことができる和カフェを営んでおり、自身も幼いころから箏に親しんできた。極度の引っ込み思案で、馴染みのない相手を前にするとぬいぐるみの陰や机の下に姿を隠してしまう。中学時代の文化祭で恵真と共に全校生徒の前で演奏している最中に緊張から倒れてしまったことで引っ込み思案に拍車がかかり、以降人前での演奏を忌避するようになっていたが、アクシデントの結果として初心者にも関わらず和カフェのステージに立った美弥の拙いながらも前向きな演奏に背中を押され、恵真と共に和楽器同好会へと入会した。小学校のころからの親友で常に自分を支えてくれる恵真には深く感謝をしていると同時に、自分を支えるためだけの演奏ではなく恵真自身らしい演奏をしてほしいとも考えている。 鶴見 恵真(つるみ えま) 担当楽器:十七絃箏 美弥や陽夜の同級生。香乃とは小学校のころからの親友であり、引っ込み思案の香乃に常に付き添い支えてきた。何事においても香乃のことを最優先に考えて行動するタイプで、邦楽界の有名人である雪菜と対面し美弥と陽夜が平静を失う中でも「私が香乃以外に興奮するはずがない」と断言してみせる。香乃以外に対しては歯に衣着せぬ物言いをする一方で、美弥が自身の技量不足に悩んでいる時にはフォローの言葉をかけるなど周囲の様子に気を配り他人を慮った行動をとることもでき、雪菜からは「優しい子」と評された。和楽器同好会のメンバーの中でも一際冷静な思考の持ち主であることから、意見をまとめたり指針を示すリーダー的な役割を取り持つことが多い。
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