各国の王たち
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/22 07:15 UTC 版)
「ドンキーコングジャングルビート」の記事における「各国の王たち」の解説
ファイナルコング以外の王との戦いでは、お互い移動せず、手拍子で防御・回避を行いつつ攻防を繰り広げる戦いとなる。どのコング達にも、攻撃を回避した直後にカウンターを行うことが出来る場面が存在し、カウンターに成功すると気絶し、ラッシュをかけることが出来るようになる。2回目の覇王を倒した後の宴には、ファイナルコング以外の4頭が参加する。Wii版には全員と通して更に1回ずつ戦う"コング・オブ・コングス"が追加されている。 ドレッドコング Dの世界タルにあるバナナ王国の王で、本作最初のボスでもある。その名のようにドレッドヘアーである。キッキ達が見守るなか巨大な木の枝の上で戦う。攻撃は左右のパンチ1発ずつのみで、ドンキーは攻撃される直前に対応した側でパンチをすると、回避でのカウンターよりも強力なカウンターが出来る。怒らせないと、カウンターをしなくても2、3発はパンチを命中させられる。 コンフーコング Kの世界タルにあるパイナップル王国の王。「コンフー(功夫)」、英語名の「KARATE(空手) KONG」という名のとおり拳法家のような服装の老コング。川を流れる丸太の上で戦う。ドンキーが回避すべき攻撃は、連続して複数回行われる攻撃の最終段。回避の必要が無いカウンターは、1度以上攻撃を繰り出された後の攻撃に対応した方向から。しかし、他のコングよりもラッシュをかけられる時間が長く、多くのダメージを与えられる。 最初は両腕を腰の後ろに回しており、攻撃は往復チョップ薙ぎ払い、回避は多少のけぞるのみの最低限の動きなど、余裕をもった戦い方をするが、怒った後は構えを取り、同じ方向からの連続回し蹴りを行うようになる。連続回し蹴りは時々空中で静止し、回避のタイミングをずらしてくる。 ブシドーコング J(Wii版ではB)の世界タルにあるドリアン王国の王で、覇王以外では表向きの最後のボスとなる。「武士道」という名のためか、ちょんまげの様な髪形をしている。大雨の降る中小さな丘の上で戦う。こちらもラッシュをかけられる時間が長め。 基本的にはドレッドコングに似ているが、パンチをされる直前にはカウンターができず、避けてカウンターを行おうとしても、そこから連続で攻撃しても必ず避けられてしまい、回し蹴りで更に畳み掛けてくる。怒ると回し蹴りの後のカウンターも、そこからの連続攻撃も避けて、後ろ回し蹴りをしてくる。この直前のカウンターは、タイミングが最もシビアだが、背景で落雷して大ダメージを与える。どの攻撃も、受けると最初のパンチの構え無しを交互に連続でかけられる。 ヒャッカンコング Bの世界タルにあるスターフルーツ王国の王で、覇王以外では本当の最後のボスとなる。英語名の「SUMO(相撲) KONG」の通り力士のようなコングで、「百貫(約375kg)」という名のとおり非常に太った体形の超ヘビー級。下半身の毛皮はまわしのようになっている。何故か大気圏突入中の隕石の上で戦う。 パンチの代わりに、相撲の如く張り手で攻撃する。戦闘前の画面では他のコングはドンキーとにらみ合っているが、彼のみ四股を踏んでいる。 その体格により機敏に動けないため、こちらの攻撃を一切避けないが、カウンター以外で攻撃すると確実に張り手を喰らうなど、防御面はほぼ完璧で、張り手を同じ方向からのパンチで防御しきらなければ、回避しても動けなくなってしまいカウンターを入れられない。また、ラッシュをかける際は多くの敵キャラが転倒しているが、彼のみ直立不動のままラッシュを受けている。 ちなみに、彼の戦闘BGMは相撲を表現しており、「はっけよい」、「のこった」等、相撲に使われる合図がかかる。また、倒した際に「突き出し」という相撲の決まり手を告げる音声がかかる。 ファイナルコング 全ての世界をクリアすると戦うことが出来る本作のラストボス。「覇王」という肩書きを持つ最強のコング。口から赤い光が漏れており、腹部にチャンピオンベルトのようなものを巻いている。 彼のみ他のコングとは戦い方が違い、コング以外のボスのようなフィールドを自由に移動しながら手拍子を打って、投げ飛ばしたり頭の上から殴ったり蹴たぐりをしたりパンチに対しかわした後で蹴って気絶させ、ラッシュをかける流れになる。最初は顔だけの黒い猪『ファイアブタポッポ』を大きくしたような『ファイナルブタポッポ』に乗っており、それを倒してからファイナルコングとの直接対決となる。 また、彼のみ2回戦うことになり、当然2回目ではパターンが強化されている。
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