各アルバムでの楽曲構成の変化とは? わかりやすく解説

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各アルバムでの楽曲構成の変化

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/24 15:43 UTC 版)

メタリカ」の記事における「各アルバムでの楽曲構成の変化」の解説

スラッシュメタルというジャンル先駆者として知られ1983年デビュー作キル・エム・オール』ではダイアモンド・ヘッドなどのNWOBHMモーターヘッド両者影響存分に受けたハードコア的でもあるヴァイオレントさの横溢するスピードメタル作品1984年2作目ライド・ザ・ライトニング』、1986年の3作目メタル・マスター』では叙情的なフレーズ盛り込み楽曲構成持たせるようになった1988年の4作目メタル・ジャスティス』では、複雑な拍子楽曲チャレンジする1991年の5作目メタリカ』(通称ブラック・アルバム』)では、スピードよりもグルーヴ重視した作風変化し当時ヘヴィメタル留まらず、後のニューメタルラウドロック等のロック・シーン多大な影響与えた。 このグルーヴへの傾倒は、1996年の6作目ロード』、翌1997年の7作目リロード』において決定的となり、メンバー音楽的なバックグラウンド反映させた多彩なアプローチ盛り込んだオルタナティヴ・ロック傾斜し、ヘヴィメタルシーンにおいて広く影響与え作品となった1998年にはカバー・アルバムガレージ・インク』を発表ダイヤモンド・ヘッドシン・リジィレーナード・スキナードブラック・サバスミスフィッツなど27曲をカバーライブではいずれかの曲をよく披露する。 8作目セイント・アンガー』は、2017年現在になっても彼らのキャリアの中で異色アルバムであり、大きなターニングポイントとなる作品となる。殆どがドロップC(ドロップD+1下げ)のチューニング演奏し、非常に重く仕上げられている。全曲通じてギターソロがなく、リフだけに徹底して作りこまれている。制作当時ベーシスト不在で、『リロード』まで在籍していたジェイソン・ニューステッド脱退しロバート・トゥルージロ加入する直前であったため、プロデューサーボブ・ロック弾いている。 9作目アルバムデス・マグネティック』では、リック・ルービンプロデューサー迎えロバート参加する初のアルバムとなる。このアルバムからの曲がライブ演奏されることはほとんどないスラッシュメタル回帰した、とメンバー語っており、初期のような疾走感強調した作風である。 ロバートは、5弦ベースフィンガー演奏するスタイルバリエーションの広い表現盛り込まれシンプルなリフ多くプロモーション手助けし広い分野でのアーティストから高く評価される1枚になっている2011年に、ルー・リード共作アルバムLuLu』を発表全曲通じてメタリカヘヴィサウンドルー独特な歌い回し乗せるもので、昨今ロックシーンリードした人物同士によるコラボレーション作品として、高い評価得ている。またこのアルバムでのサウンド作りは、その後アルバムHardwired...To Self-Destruct』の基盤になった2016年10作目ハードワイアード…トゥ・セルフディストラクト』は前作よりもシンプルなリフ構成作られストレートキャッチーリフメロディ楽曲多く発売から数か月間で全世界140カ国の音楽チャートで1位を記録したまた、2015年12月他界したレミー・キルミスター捧げたMurder One」も収録歌詞の題材は、自己の内面や死、孤独狂気核戦争司法システム矛盾表現の自由などシビア内容多くその中で文学作品映画からのインスパイア少なくないレッド・ホット・チリ・ペッパーズフリーは、「彼らは、どのピース&ラブ・バンド以上に人々をひとつにした」と評している。

※この「各アルバムでの楽曲構成の変化」の解説は、「メタリカ」の解説の一部です。
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