司の家族・道明寺グループの人物
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道明寺楓(どうみょうじ かえで) 司と椿の母親。道明寺財閥社長。ビジネスの拠点として、普段はニューヨークにある別邸に住んでいる。世界中に広がる「ザ・メープルホテル」の経営者。サイコパスな性格。 仕事と利益のためなら息子も娘も道具としか見ない上に一般庶民を平然と見下す冷酷な女で、過去に椿の交際相手を「相応しくない」という理由で根回しを行って別れさせているため、椿からは恨まれている。更に司がつくしと交際し始めた事を知るや、彼女の家にやって来て大金を渡し、息子と別れるよう上から目線で強要するが、この時に応対したつくしの母・智恵子に激怒されて頭に塩をぶちまけられ、その屈辱に怒り狂う。だが、司が危篤に陥った時は仕事を放り出し駆けつけた。 ドラマ版での楓が経営する会社のロケ地は東京都の日本橋三井タワーである。 アニメ版では土井美加、ドラマ版では加賀まりこ(日本)、甄秀珍(チェン・シウチェン/台湾)、이혜영(イ・ヘヨン/韓国)が演じている。 道明寺椿(どうみょうじ つばき) 道明寺家の長女で、司の姉。不在がちな両親に代わり、司を厳しく教育してきた。才色兼備の令嬢でありながら、庶民的な食べ物であるお好み焼きが焼けたことで、高校生時代は女子高生コンテストTOJで優勝している。 司より喧嘩が強く、大胆で強引だが、根は優しい。思い立ったら即行動に移すアクティブ派。ホテル王と結婚し、現在はロサンゼルスに住む。過去に付き合っていた男性がいたが、母親に邪魔をされて別れることになった経緯から母を未だに恨んでおり、司とつくしの恋を真剣に応援する。 アニメ版では大川千帆(少女時代は岡田直子)、ドラマ版では松嶋菜々子(日本)、徐華鳳(ヴィヴィ・チョイ/台湾)、김현주(キム・ヒョンジュ/韓国)が演じている。ゲーム版では生天目仁美が演じている。 西田(にしだ) 楓の秘書。楓のことを理解している数少ない人物。ドラマ版では高い金を受け取り解雇されるが、司が代表に就任する際に呼び戻されている。 アニメ版では本間ひとし、ドラマ版ではデビット伊東(日本)、彭偉華(KK・パン/台湾)が演じている。 タマ 道明寺家に仕えて60年もの実績を誇る使用人頭の老女。戦後の頃、路頭に迷っていた所を先代の道明寺家当主に救われて使用人になった経緯があり、その恩義から道明寺家への忠誠を生涯誓い、先代当主と二人三脚のような形で道明寺家を支えてきた。その先代の遺言により、現在の財閥社長である楓ですら口出しする事を許されないほどの特権を有している。また上下関係にうるさい性格で、自分の事を「先輩」と呼ばない後輩使用人に対しては即座に激怒する。 実はつくしの事をかなり気に入っており、彼女を何度か助けている。ニューヨークへ司が旅立ってからは、つくしが茶飲み友達としてたまに彼女の元を訪れている。 続編『花のち晴れ〜花男 Next Season〜』にも登場。道明寺家に現役で仕えており、屋敷の主の留守を守っている。 ドラマ版では佐々木すみ江(日本、「花より男子2」から登場)、唐琪(タン・チー/台湾)が演じている。アニメ版には登場しない。
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