司の関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 15:24 UTC 版)
鍵ノ寺 千歳(かぎのじ ちとせ) 声 - 小原好美 月読時子の孫で、鍵ノ寺栞の娘。司を「姉様」と呼んで慕う14才の少女。ただし、司とは血がつながった妹ではなく、司はナサに「以前世話になった家の子」と紹介している。幼い時に司に命を助けられたことがある。 天然のツンデレで、司いわく学校では主に女子にモテモテとのこと。また素直すぎて、司の冗談をすぐ真に受けてしまう。 司のことを慕うあまり、ナサと司の結婚を認めていない。そのため、司がナサと彼の両親に会いに奈良に行った際には反対を押して尾行し、ナサの恋人として彼をテストしたが、彼に「愛を証明するために結婚したんだ」と言われ、納得したのか東京に帰っていった。だがその後も、何かとナサと司の様子を見に現れている。 シャーロット 声 - 大和田仁美 鍵ノ寺家のメイド。ややポンコツ。千歳の着替えを手伝おうとナチュラルに服を脱がせようとするなどから「天然でエロい」とアウロラに思われている。イチジクが好き。 アウロラ 声 - 長久友紀 鍵ノ寺家のメイド兼ドライバー。天然だがシャーロットよりは冷静な判断力を持つ。フォトショによる画像加工が得意。シャーロットとは、鍵ノ寺家の屋敷に同室の住み込みで働く仲。 月読 時子(つくよみ ときこ) 司の身元保証人。ナサと司の婚姻届けの証人の一人で、当時81歳。住所は「港区虎ノ門1-28」で超一等地に住んでいる。女手一つで財を築いたという人物で、元文部科学大臣。資産家、実業家、元政治家、科学者などとして著名な人物。アメリカ人と結婚して一人娘の栞を生んだが、夫には早世されている。 飄々とした性格で、ナサとの初対面のときには自分と司の関係を隠しつつ、ナサの性格や司に対する愛情を試すようなことを行った。また司をからかうように、司の性格などについてナサに語っている。 戦争で孤児となっているときに司に拾われ、時子という名を与えられる。存命の人物の中では司のことをもっともよく理解しており、司の人間的性格を“ポンコツ”などと表現する一方で、他に人がいないときには司のことを「姉様」と呼び続けていた。司のために、人類を月に送るアポロ計画にもコンピューター技術者として関わった。司がナサと結婚する前に住んでいた部屋にあった月の石も、時子が司のために手に入れたもの。後に“結婚祝い”として、その月の石をナサに渡した。その後も、司のことをナサに託すような発言を行っている。 作中第145話にて、病気により死去したことが語られており(没日は7月20日)、もともと時子が所有していたキャンプ場の近くの、富士山が見える場所にある湖に、時子の遺言により「12月に司とナサのふたりで」散骨された。 鍵ノ寺 栞 ナサと司の婚姻届けの証人の一人で、当時44歳。月読時子のひとり娘で、千歳の母にあたる。第160話にて初登場した。栞という名は司がつけたもの。個展が開かれるほどの著名な日本画家。父親がアメリカ人のためハーフだが、見た目は純日本人風で和服を着こなし、品の良い関西弁をしゃべる。婚姻届けの文字は、女子高生のような丸文字である。住所は「港区南青山1-32」とこちらも超一等地である。
※この「司の関係者」の解説は、「トニカクカワイイ」の解説の一部です。
「司の関係者」を含む「トニカクカワイイ」の記事については、「トニカクカワイイ」の概要を参照ください。
- 司の関係者のページへのリンク