反乱期とは? わかりやすく解説

反乱期

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/15 17:21 UTC 版)

親衛隊 (アイドル)」の記事における「反乱期」の解説

組織大規模化するにつれ、派閥発生してきた。 所属事務所系列幹部達の人間関係など関東連合内での派閥大きく分けて4グループ存在していた。さらに1985年頃、関東連合内に、初代南野陽子創立者江尻昭彦を中心としたグループ生まれる。彼らは“関東江尻一家”を名乗り良い意味でも悪い意味でも浮いた存在であった1987年夏、関東連合活動方針反発した江尻は、この当時関東連合内で約半数勢力維持していた南野陽子隊を軸に、江尻賛同した十数隊を引き連れ関東連合脱退計画連合幹部江尻一家幹部との間に何度も話し合いの場が持たれたが全て決裂新組織『全日本親衛隊同盟通称同盟”を旗揚げすることとなる。同盟結成式は都内ホテル行われ江尻一家幹部連や関係者、約100人が出席した。また同じ頃、九州でも連合2つ割れ、『九州誠会通称“反連”が誕生している。更に関東連合はかつての実力者達が次々と現場復帰体制を整えることになり、も再び相談役という立場連合接触するうになる。翌1988年連合側は引き締めを図るために『全国親衛隊連合』と改称同盟を除く親衛隊全国一本化するこの頃にはマスコミからの取材依頼多く同盟に関してテレビ密着ドキュメント番組週刊誌等の取材多数応じている。 1988年から1992年頃までの所属隊は次の通り全国親衛隊連合 酒井法子西村知美伊藤美紀仁藤優子坂上香織相川恵里島田奈美北岡夢子藤谷美紀真弓倫子渡辺美奈代渡辺満里奈国生さゆり工藤静香生稲晃子斉藤満喜子中山美穂中山忍吉田真里子国実百合河田純子田村英里子増田未亜千葉美加細川直美高橋由美子田中陽子寺尾友美西野妙子宍戸留美木原美智子山中すみか田山真美子桜井幸子BABY'SCoCo(宮前真樹三浦理恵子瀬能あづさ)・中嶋美智代堀川早苗花島優子Cotton加藤紀子胡桃沢ひろ子新島弥生木内美歩小田茜 全日本親衛隊同盟 南野陽子浅香唯大西結花中村由真小沢なつき小高恵美石田ひかり高井麻巳子岩井由紀子我妻佳代河合その子杉浦幸相楽ハル子本田理沙西田ひかる田山真美子白田あゆみ姫乃樹リカ麻田華子伊藤智恵理田中律子山口由子川越美和佐藤忍中山忍芹沢直美渡瀬麻紀安永亜衣CoCo大野幹代羽田恵理香)・ribbonQlair早坂好恵堀川早苗吉沢瞳薬師寺容子奥山佳恵遠野舞子宮田愛 連合同盟分裂後両者による主導権争いが行なわれ、コンサートやイベントかち合う度に小競り合い繰り返していた。また互いに同じアイドル歌手親衛隊作らない協定を結ぶが、結局は表面上の約束で、吉田真里子中山忍CoCo等で衝突してしまう。特に、1988年5月21日よみうりランドオープンシアターEAST吉田真里子デビューイベントが行われた際の大乱闘翌日新聞に採り上げられた。また、この頃には一般ファンによるグループ化目立ち始める。彼らは親衛隊の上下関係や束縛を嫌い、メジャーな所では“OBG”や“元連合SEC聖子隊)の一部メンバーによるAJO関東B・G連合”など。これらのグループは特に解散直前直後おニャン子周辺多く見られ全員はっぴを着ているため「ハッピ軍団」と呼ばれおニャン子ファイナルコンサートでは代々木体育館前で全員ハッピ広げ翌日スポーツ新聞掲載されたりした。その後勢力伸ばしつつあったが、おニャン子衰退親衛隊、特に関西連合圧力によって姿を消していった。 関東連合出身幹部2名により、新組織“日本親衛隊連盟発足との噂が流れたが、実際に設立されることはなかった。

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