南守矢高校探偵部
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「探偵夢宮さくらの完全敗北」の記事における「南守矢高校探偵部」の解説
夢宮 さくら(ゆめみや さくら) 本作の主人公。南守矢高校1年生。テレビアニメ「名探偵アケサカ」の影響で幼い頃から名探偵に憧れており、高校入学とともに探偵部への入部を決意する。その活動内容は自身が憧れていた本格的な探偵活動とは程遠いものであったが、待ち望んでいた探偵人生に期待を膨らませ正式に入部する。 入部後は他部員の奇想天外な行動に振り回される苦労人もといツッコミ役を担う。彼女たちのせいで下がり切った探偵部の評判を上げるべく、生徒からの依頼を積極的に引き受けることを掲げた。ナナオが部費でお菓子を買っていたことが発覚し部費の供給が停止された際には、生徒会に頭を下げ活動実績を認めてもらい、部費の復活に貢献した。一方で肝心の探偵らしい活動となると必要以上に焦ったり、睡眠不足に陥ったりと、おっちょこちょいな一面もある。 メンバーのことは呆れながらも大切に思っており、先輩であるサニャのスタイルの良さや運動神経に憧れを見せる場面や、謎解きイベントでナナオに助けられる場面なども見られる。また、ちーが話す言語を部員で唯一理解できる。 ナナオ 南守矢高校3年生。探偵部部長。日本人の父とイギリス人の母を持つハーフ。 「権力ほしさ」故に探偵部の部長を務めているが、実際は部外の人間に迷惑行為を働くなどの問題行為により探偵部の評判を大きく下げている張本人である。部に届いた依頼にも基本的には消極的で、金銭的報酬を求めたがる。それゆえ部員からも呆れられているが、時折部員のサポートに全力を尽くすこともある。また推理力は高く、部で参加した謎解きイベントや調査依頼では大きく貢献している様子も窺える。 普段は傍若無人に振る舞っているが、メンタルは弱く、怒声を浴びせられると泣き出し、深夜のトイレに恐怖する。また、お菓子が好きで、部費を勝手に使って買い込んでいる。 サニャ 南守矢高校2年生。探偵部部員。一人称は「ボク」。さくらのことを「夢ちゃん」と呼ぶ。 ナナオの問題行為を咎めるなど一見すると常識人に思えるが、かなりの天然かつドジで流されやすい性格。また、部に届いた依頼には積極的なものの、ほぼ貢献できないことが多い。ただしこれらは本人自身も気にしている模様。 スタイルや運動神経は抜群で、さくらからも憧れられている。また、猫や犬などの「もふもふしたもの」が大好き。 ちー 南守矢高校探偵部に何故かいる不思議な少女。「ちー」という言葉しか喋らず、さくら以外は言葉の意味を理解できない。 本人によれば年齢は10才で、飛び級で入学したが現在は留年しているとのこと。さくらの通訳によりこの事実が発覚する以前は、部員から座敷わらしだと思われていた。 ざしきわらし / ざしわら 南守矢高校探偵部の部室に住む座敷わらし。本人曰く、座敷わらしであるため部員ではないらしい。 初めて姿を現したときはナナオに座敷わらしと信じてもらえず、不審者扱いされ追い出されかけた。あらゆる物に変身する能力である「変化の術」や"座敷童協会"公認の免許を見せることで、本物の座敷わらしであることを証明した。 多くの人を幸せにできる立派な座敷わらしになることが夢である。探偵部に来たのは依頼募集の貼り紙を見て、心優しい人とともに自分も成長できるかもしれないと考えたかららしい。ところが部の仲間になって以来はナナオと殴り合いの衝突をしたり悪ノリに付き合ったりする悪友関係となり、先述の夢とは程遠い生活を送っている。
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