加工による分類とは? わかりやすく解説

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加工による分類

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 02:45 UTC 版)

「米」の記事における「加工による分類」の解説

精白などの加工による分類。玄米及び精米品質表示基準では、玄米精米胚芽精米分けられている。 玄米 籾を籾摺りして籾殻取り除いた米で全粒穀物下記の他の米の原料。糠層には発芽必要なビタミン類脂肪分などを含んでおり栄養価が高い。糠層は胚乳部に比べ硬く、また脂肪分の影響疎水性もあるため、白米炊飯器炊くアルファ化が不完全となり消化悪く食感悪くぼそぼそになる。圧力釜玄米対応の炊飯器炊くことで、消化良く味わい豊かになる。糠と胚芽には脂肪分が含まれるため、常温保存では精白米比べ劣化しやすい。 発芽玄米 僅かに発芽させた玄米スプラウト一種考えられ玄米よりも栄養価が高い。また、玄米より消化、味ともに良く白米炊飯器炊くのに比較適している。他の加工米より高コスト高価市販のものは発芽進行休眠させている物もある。 分搗き米 玄米から糠層を一定の割合でとった精米。とった割合により3分搗き米、5分搗き米、7分搗き米という。栄養玄米胚芽米の間となるが、残留する糠層の量によって異なる。 胚芽精米胚芽米玄米から糠層のみを取り去って胚芽が残るように精白した米。一般に胚芽米呼ばれる方が多い。外見上、白米同然に白く精白されており、胚芽だけが残っている。胚芽精米品位基準によると、重量比で胚芽80%以上を残したものとされており、この基準満たしたものが「胚芽精米」と表示出来る。胚芽精米調製するには、一般家庭用精米機では現在ところ技術的に困難とされており、専用大型精米機を使う必要がある最近家庭用精米機中には胚芽多く残すための「胚芽モード」といった機能備えたものが出回っているが、胚芽精米品質基準満たすことを保証しているわけではない栄養玄米白米中間程度玄米より消化良く白米炊飯器炊ける一般に白米より高価白米精白米精米玄米精白して糠層と胚芽取り除いた米。日本で最も食べられている主食だが、胚乳のみの為栄養バランス悪く副食必須日本では主に洗米してから炊いて米飯とする。そのため、一般に市販されている炊飯器通常白米主な対象としている。味が淡白色々な料理合わせやすい。 無洗米 精白した白米表面付着している糠の粉を取り去った精米洗米の必要が無く洗米すると栄養溶け出すので洗米しない方が良く節水にもなる。それにより白米よりは当然単価は高いものの、洗米時の水道代を考慮した場合総合的なコスト白米より低くなる場合がある。 早炊き米 短時間炊飯できるように米を加熱し、あらかじめ細胞壁破壊しデンプン糊化させておき、浸透し易くさせるために米粒表面亀裂入れ最終的に乾燥させたもの。

※この「加工による分類」の解説は、「米」の解説の一部です。
「加工による分類」を含む「米」の記事については、「米」の概要を参照ください。

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