加工と試食
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/11 13:59 UTC 版)
2015年1月7日、全長約3メートルのダイオウイカの「巨大スルメ」が富山県射水市の観光市場「新湊きっときと市場」に展示された。通常サイズのスルメの約100食分という。前年11月27日、沖合の水深330メートルのシロエビ漁の網に生きた状態でかかった。新湊漁港に水揚げされた当時は、触腕を含めて全長約6.3メートル、重さ約130キログラムだった。魚津水族館が調査用に触腕を切り取ったのち、「新鮮なイカなら干物にできるはず」と考えた同市の水産加工会社「浜常食品工業」が譲り受けて加工。重さ約25キログラムの内臓を取り除き、スルメイカの加工で使う乾燥室で約10日間干して完成。乾燥後の重さは約6キログラムになった。 2015年2月22日には、「浜常食品工業」がスルメに加工したダイオウイカの世界初の試食会が「新湊きっときと市場」で開かれた。当日は約4000人が訪れ、事前に富山県食品研究所で有害成分が無いことを確認した3匹のダイオウイカのスルメを火であぶり、小さく小分けして約2000人に振舞われた。
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