剣璽等承継の儀とは? わかりやすく解説

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剣璽等承継の儀

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/14 17:35 UTC 版)

皇位継承」の記事における「剣璽等承継の儀」の解説

剣璽等承継の儀(けんじとうしょうけいのぎ)とは、旧登極令明治42年皇室令第1号昭和22年廃止失効)附式の、第一践祚ノ式にある剣璽渡御ノ儀(けんじとぎょのぎ)にあたる国事行為たる儀式である。剣とは天叢雲剣指し、璽は八尺瓊勾玉示している。 これは皇位の証として伝承される三種の神器のうち、剣と璽を大行天皇追号定められるまでの崩御し先代天皇呼称)から承継するもので、剣について宮中にある天叢雲剣複製品用い神璽本物とされる八尺瓊勾玉用いる。同時に国璽御璽承継行われる1989年昭和64年1月7日皇太子明仁親王皇位継承に際しては、昭和天皇崩御直後同日午前10時1分より皇居正殿松の間執り行われた。国民代表として内閣総理大臣当時竹下登)、最高裁判所長官当時矢口洪一)、衆議院・参議院両院議長当時原健三郎土屋義彦)の、行政・司法立法三権の長、全閣僚当時竹下改造内閣)などが参列した天皇藤森昭一宮内庁長官当時)らに先導され男性皇族従え松の間出御し、参列者に向かい合う形で正面の席に着き剣璽及び国璽御璽侍従天皇前にあるに置く短時間儀式執り行われた。

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剣璽等承継の儀

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/12 15:14 UTC 版)

明仁から徳仁への皇位継承」の記事における「剣璽等承継の儀」の解説

剣璽#第126代」も参照 2018年3月30日行われた天皇陛下の御退位及び皇太子殿下御即位に伴う式典準備委員会第3回会合では、宮内庁基本的な考え方内容女性不参列などは平成のときと同様にして、徳仁即位当日に行うことが説明された。また、2019年1月17日行われた天皇陛下の御退位及び皇太子殿下御即位に伴う式典委員会第3回会合では、この儀式象徴天皇制合致し宗教的行為でもないので、国事行為で行うことが妥当とされた。服装については、徳仁天皇として迎える初の晴れの舞台であり、平成のときと違い、前帝の崩御直後開催ではないことから、燕尾服がよいとされた。 なお、この儀式に際して当時法律では由緒物を明仁から徳仁譲渡するにあたって贈与税かかってしまうことになっていた。しかし、2017年4月天皇の公務の負担軽減等に関する有識者会議最終報告では、昭和天皇から明仁譲渡された際に相続税非課税となったことから、贈与税非課税とするべきとされた。天皇の退位等に関する皇室典範特例法附則第7条には、「第二条規定により皇位の継承があった場合において皇室経済法第七条規定により皇位とともに皇嗣受けた物については、贈与税を課さない」と定められた。また、当日2019年5月1日には、この儀式国事行為として行われること閣議決定された。

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