第126代:今上天皇
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第126代天皇(徳仁)皇位継承の2019年(令和元年)5月1日には、国事行為たる儀式「剣璽等承継の儀」として、剣・璽及び国璽・御璽を侍従が新天皇の前にある「案」に置く短い儀式が、皇位継承日の午前10時30分より宮殿正殿(新宮殿正殿)松の間で行われ、テレビ中継されたほか、史上初めてYouTubeやニコニコ生放送などインターネット上でも中継された。 先代の譲位(退位)に伴う儀式であったため、皇族は燕尾服・ホワイトタイ、勲章を佩用のうえで参加している。 先代の前例にならい、皇族からの参加は皇位継承資格のある成年(※皇室典範に則り、18歳以上)の男性皇族に限られたため、第126代天皇(徳仁)・秋篠宮文仁親王・常陸宮正仁親王の3方のみが出席した。すでに退位した上皇(明仁)、未成年の悠仁親王(当時12歳、皇位継承順位第3位)、そして、天皇退位特例法上の二后(上皇后美智子と皇后雅子)以下の女性皇族の参列はなかった。一方、三権の長や閣僚では女性として片山さつき女性活躍担当大臣の参列が認められた。「即位後朝見の儀」は、承継の儀の直後に行われた。 なお、剣璽等承継の儀の後、剣と璽は第126代天皇(徳仁)の御料車に載せられて赤坂御用地に運ばれ、当面は赤坂御所で安置されることになった。
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