現在の仙洞御所
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/09 00:07 UTC 版)
2019年(平成31年)4月30日24時00分を以って天皇明仁が退位して上皇となり、同時刻である令和元年5月1日0時00分、徳仁が第126代天皇に即位した。これに伴い、東京都千代田区千代田皇居の従来の御所が上皇の御所である「吹上仙洞御所」に、同都港区元赤坂赤坂御用地の従来の東宮御所が天皇の御所である「赤坂御所」にそれぞれ改称された。 その後、2020年(令和2年)3月31日に上皇・上皇后は、赤坂御所が正式な仙洞御所として改修されるまでの間の仮住まいとして、同都港区高輪の高輪皇族邸(旧高松宮邸)に転居し、これを「仙洞仮御所」と称した。吹上仙洞御所は改修を経て、2021年(令和3年)9月6日より今上天皇一家の正式な御所となった。そして天皇一家転居後の赤坂御所は改修され、2022年(令和4年)4月26日に上皇・上皇后が高輪皇族邸から再度転居し、正式な「仙洞御所」となった。
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