現在の京橋
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/17 02:50 UTC 版)
明治以降2回かけ替えられた。最初は1885年(明治18年)で、4月23日に岡山県令千坂高雅や岡山区長(現代の市長)手代木勝任らによる渡り初め式が行われた(山陽新聞75年史)。現在の京橋は1917年(大正6年)に架け替えられ、1923年(大正12年)に岡山電気軌道東山本線の開通の際、拡張された。京橋西詰めに、1907年(明治40年)に立て替えられた岡山県里程元標があり、県の道路の起点を示していた。また、その近くには、1892年(明治25年)11月に岡山市の社会事業として立てられた迷子しるべがあり、探す人、見つけた人の連絡場所であった。1963年(昭和38年)に橋の下流に新京橋が完成し、国道の橋の地位を譲ることとなった。現在は都市計画によって、岡山県庁までの川手が散策の道として整備され、風致地区、都市計画公園になっている。1988年(昭和63年)には、京橋西詰めの岡山東署の派出所が周辺の景観にふさわしい建物に建て替えられた。1991〜92年(平成3〜4年)に実施した京橋の基礎補修工事の際発見された橋脚が復元されている。2000年(平成12年)には、土木学会 選奨土木遺産に指定された。
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