皇位継承資格
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日本の皇位継承順位:令和元年(2019年)5月1日 -順位皇位継承資格者読み性別生年月日現年齢今の天皇から見た続柄摂政就任順位 第1位 秋篠宮文仁親王 あきしののみや ふみひと 男性 1965年11月30日(昭和40年) 56歳 親等2/弟 / 上皇明仁第2皇男子 第1位 第2位 悠仁親王 ひさひと 男性 2006年09月06日(平成18年) 15歳 親等3/甥 / 秋篠宮文仁親王第1男子 第3位 常陸宮正仁親王 ひたちのみや まさひと 男性 1935年11月28日(昭和10年) 86歳 親等3/叔父 / 昭和天皇第2皇男子 第2位 2019年(令和元年)5月1日現在の皇位継承順位は第1位(皇嗣・推定相続人)。 父・第125代天皇明仁の退位にあたり、2019年5月1日に皇位継承順位1位の兄である皇太子徳仁親王(同年4月30日まで)が皇位を継承したため、文仁親王は新たに皇嗣(皇位継承順位1位)となった。政府方針による呼称は皇嗣殿下(こうしでんか)となり、宮内庁による正式呼称は秋篠宮皇嗣殿下となった。皇室典範特例法第5条の規定により、皇嗣となった2019年(令和元年)5月1日以降、皇太子と同等の待遇とされている(国外への対外的な呼称は皇太子と同等のthe Crown Prince)。 なお、文仁親王が即位するまでに、兄天皇・徳仁に皇子(皇太子)が誕生するか、自身が薨去(死去)するか、皇室会議で皇位継承順位を入れ替えられない限り、第127代天皇となる。 政府は、(皇太子による立太子の礼に代わって)文仁親王が皇嗣になることを広く国民に明らかにする立皇嗣の礼を、憲法で定める国事行為として行うことを決めた。立皇嗣の礼の時期などについて、内閣官房や儀式の事務を担う宮内庁などで検討した結果、2019年(令和元年)10月22日の即位礼正殿の儀からおよそ半年後の2020年(令和2年)4月、皇居宮殿正殿の松の間などで行う方向となり、調整が進められていた。しかし新型コロナウイルスの影響で延期となり、2020年11月8日に実施された。 立皇嗣の礼以降、公式行事などでは新たに作られた皇嗣旗を使用している。
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